石破 茂 地方創生大臣をお招きしてのフォーラム、盛況のうちに終了!

2015年11月1日(日)、札幌プリンスホテル国際館パミールで開催されました 石破  茂 地方創生担当大臣、そして参議院議員橋本聖子氏をお招きしての当NPO法人主催のフォーラムが、道内外のメディアを含む、多くの方のご来場の下、盛況のうちに終了いたしました。今回のフォーラムの様子は、動画を通じて発信させていただきますのでご高覧いただければ幸いです。
第1部では、石破大臣から「地方創生、2年目の真価 ~北海道への提言と課題~」と題して基調講演を賜りました。地方創生に向けた地方版総合戦略策定が進められている中で、どこかに丸投げして描かれたような計画ではなく、各地方が有する多様な資源を活用し、産官学と地域住民が一体となって生み出された計画の重要性を強調されました。当NPO関連事業で7月にご訪問いただいた稚内市、音威子府村や夕張市等の取組も具体事例として挙げられ、北海道の潜在的な魅力、今後の可能性についても言及いただき、真の地方創生実現に向けて、北海道が進むべき方向性をお示しくださいました。
また第2部では、再び石破大臣にご登壇いただき、新たなゲスト橋本聖子参議院議員とともにフリージャーナリスト中村美彦氏(当NPO理事)のコーディネートにより、「2020年の北海道を見渡そう」というテーマでのパネルディスカッションが展開されました。冒頭、秋元克広札幌市長から頂戴した地方創生札幌版ともいえる「中期実施計画」に関するビデオメッセージで話題が提供され、お二人のトークに移りました。冬季オリンピック・パラリンピック実現とあるべき姿について、あるいはフロアから頂いた首都機能分散という視点から道州制の実現、人口減少問題との関連から移民の積極的な受け入れなど、それぞれのお立場からお考えを賜りました。
第1部終了時点と第2部の途中で、フロアから20件を超えるご質問、ご意見あるいはご感想を頂戴しました。その一部は第2部に反映させていただきましたが、その他にも地方の教育、文化、医療、情報面での課題と人口減少問題など、様々なお立場の方から貴重なメッセージを頂戴しました。残念ながら時間の関係上、全てをご紹介することは叶いませんでしたが、いただいた内容につきましては、当NPO法人として整理のうえ、今後の活動に反映させていただきたいと考えております。
 この度のフォーラムのために貴重なお時間を割いていただきました石破茂地方創生担当大臣、橋本聖子参議院議員には、あらためて心からお礼申しあげます。またフォーラム開催にあたりご協賛いただきました企業・団体・個人の皆様、当日、ご来場いただきました多くの皆様にも重ねて感謝申しあげます。

第1部 基調講演 
「地方創生、2年目の真価~北海道への提言と課題」
地方創生担当大臣 石破 茂 氏

第2部 パネルディスカッション 
「2020年代の北海道を見渡そう」
地方創生担当大臣 石破 茂 氏
参議院議員 橋本 聖子 氏
フリージャーナリスト(当NPO理事) 中村 美彦 氏

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臥竜清談第35回 佐藤眞紀世さんと市毛智子さん(2015.11.15放送)

臥竜清談第35回 佐藤眞紀世さんと市毛智子さん
 第35回目のゲストは、弁護士法人パークフロント法律事務所代表弁護士の佐藤眞紀世さんと市毛智子さんです。

 佐藤眞紀世さんは札幌市のご出身。お茶の水女子大学をご卒業後、日本航空に入社。6年間国際線客室乗務員としてご勤務後に退職され、2003年弁護士登録されました。一方、市毛智子さんは千葉県のご出身。北海道大学大学院法学研究科を修了され、2003年に弁護士登録されました。それぞれ別の弁護士事務所でお仕事をされていたお二人は、2006年に北海道初の女性弁護士だけで経営するパークフロント法律事務所を札幌に開設。そして、2013年には事務所を法人化。さらに同年12月、札幌事務所に加えてニセコ事務所を開設されて、現在に至っています。
 個人的にもニセコ町が大好きというお二人。当初は外国人が急増している町の現状から、外国人関係の問題が多いのではないかと予想されていましたが、実際には地元の方々が抱えている問題のご相談がほとんど。とは言え、弁護士事務所に出入りするだけでも人目が気になる「敷居の高さ」があるのも事実との印象をお持ちです。また、行政と町民の距離感がなく、町民に対する行政の支援が非常に充実していると感じられている一方で、これからも増加が予想される外国の方を含む新たな町民に対する行政サービス上の課題が生じる可能性を予想され、その際に、地元の弁護士としてお役に立てるとお考えです。
 今回の番組では、お二人のニセコ町への思い、ニセコ町における弁護士業務の将来展望について伺いました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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臥竜清談第34回 徳田禎久さん(2015.10.18放送)

臥竜清談第34回 徳田禎久さん
 第34回目のゲストは、社会医療法人禎心会理事長の徳田禎久さんです。

 徳田さんは、厚岸町のご出身。1971年に札幌医科大学をご卒業後、脳神経外科入局を経て中村記念病院にご勤務。その後の1984年に禎心会病院を開設され、現在は社会医療法人禎心会として2病院、3クリニック、2老健、サービス付き高齢者向け住宅、さらに札幌・稚内において17在宅関連事業など、計25事業を展開されています。
 禎心会病院を開設されて32年が経過した本年11月1日、新病院をオープンされて新たなスタートをきられることになりましたが、新病院では、徳田さんが32年間温めてこられた構想、即ち、脳卒中と心臓病の治療を一括して行うことを実現されることになりました。さらに、増加するがん患者の治療として、わが国では欧米に比して普及率の低い放射線治療にも取り組まれます。今後はワクチン治療等、最新治療の導入もご検討され、いかに患者が納得して治療を選択し、そのうえで治療を受ける体制を構築できるか、という視点で常に医療の在り方を探求されています。
 わが国の医療の7割を担っている民間病院で組織される全日本病院協会常任理事をはじめ、数多くの公職に在任され、本年9月に札幌で開催された第57回全日本病院学会in北海道では学会長も務められました。
 今回の番組では、超高齢化社会を迎えているわが国における医療、そして福祉の現状と課題について、その中心でご活躍されている徳田さんにお話を伺うことができました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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2015年11月1日(日)に石破茂地方創生大臣を招いてフォーラムを開催いたします

2015年11月1日(日)、札幌プリンスホテル国際館パミールにて当NPO法人主催のフォーラムを開催いたします。開場は12時30分、開演は13時30分、終演は15時50分の予定です。
第1部は、第3次安倍改造内閣で地方創生担当大臣に留任された石破 茂氏を一昨年、昨年に続きお招きし、「地方創生、2年目の真価~北海道への提言と課題~」と題して基調講演を賜ります。第2部は、「2020年代の北海道を見渡そう」をテーマに、石破大臣と、五輪と言えばこの方、橋本聖子参議院議員にもご参加いただき、フリージャーナリスト・当NPO理事中村美彦氏のコーディネートで、パネルディスカッションを展開します。また、秋元克広札幌市長にはビデオメッセージでご登場いただく予定です。注目のゲストとともに、2020年代の北海道の姿を見渡してみませんか。
北の大地の地方創生、北海道が抱える課題の解決に向けた方策を伺う絶好の機会です。お誘い合わせのうえ、多くの方にご参加いただきますことを期待しております。
なお、ご協賛、またチケットに関しましてはご予約をお願いしておりますので、ご協力賜りますように重ねてお願い申しあげます(お問い合わせはNPO事務局までお願いします)。

皆様のご参加をお待ちしております。
2015フォーラムチラシ最終版

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第117回中村パーティーが2015年9月17日に開催されました

第117回中村パーティーが9月17日に開催されました。今回の例会では、北海道大学大学院経済学研究科の平本健太教授に「真似たくとも真似られないー模倣困難性の競争戦略」と題したミニ講話を頂戴しました。アサヒのスーパードライとキリンのラガー、コマツのKOMTRAXとキャタピラの全世界部品供給ネットワークを題材に、ライバル社のコア競争力を構築している商品やシステムを逆手に取る逆張り戦略により、「真似たくとも真似られない」事業構築を成し遂げた事例を分かり易く説明いただきました。「真似たくとも真似られない」究極の戦略とは何か、どのように着眼すれば競争優位の糸口が掴めるのか、ご教示いただいた内容は、地方創生の大きなヒントを頂戴した思いがいたします。
今回の例会も、新しく参加された方、久し振りにご参加いただいた皆様から、ユーモアあふれる話題や機知に富むスピーチをたくさん頂戴することができ、大変楽しく、有意義な例会となりました。

次回、第118回例会は、10月13日(火)に開催いたします。
11月は当NPO主催のファーラムを開催するため、例会は開催いたしません。
12月例会は3日(木)を予定しております。

早めにご予定いただけると幸いです。
 
例会の主たる目的はご参加される皆様の交流の輪を広げることにあります。一層多くの方との交流の輪が広がりますように、ご友人等にお気軽にお声かけのうえ、ご参加くださいませ。これからも、当NPOは北海道の元気づくりに向けた具体的な活動、情報交換を進めて参りたいと考えております。今後もご支援、ご協力を賜りますように、よろしくお願い申しあげます。皆様のご参加を心からお待ちしております。

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臥竜清談第33回 加藤 春之さん(2015.9.20放送)

臥竜清談第33回 加藤 春之さん
 第33回目のゲストは、夕張市農業協同組合代表理事組合長の加藤 春之さんです。
 加藤さんは、夕張市のご出身。北海道夕張南高等学校をご卒業後、直ちにご実家の農業に従事される一方、夕張メロン組合検査責任者や夕張市農業協同組合においては数々の役職を歴任されてきました。炭鉱の町、その全盛期でも多様な農産物が生産され、地産地消的な農業が営まれていた夕張ですが、時代の流れとともに炭鉱の閉山が相次ぎ、農業が生き残るには極めて厳しい環境に変化していきました。そのような中で、活路を見出すに至ったのが「夕張メロン」です。今回の番組では、その誕生秘話、伝統を守り、知名度を高めるための組合設立、商標権獲得に向けた取組など、「夕張メロン」を世界ブランドに押し上げてきた加藤さんご自身の歩みをお話しいただきます。また、メロン組合設立当初は東京進出が目標、それが今や海外進出に変わり、既にその目標も一部達成されたところですが、この流れが安定して継続できるように、さらに拡大できるように、組合員の方々の気持ちを一つにして強い産地形成を目指すとされる加藤さんの言葉には、力強いチャレンジ精神が窺えます。世界の「夕張メロン」の産地として自立した夕張は、同様の課題を抱える炭鉱の町再生のモデルとなることでしょう。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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第116回中村パーティーが2015年8月19日に開催されました

第116回中村パーティーが8月19日に開催されました。8月はお盆休暇もあり、その直後とあって、一層ご予定の調整が困難な方が多く、いつもの例会に比べますとご参加された方は幾分少人数でしたが、その分、ゆっくりお話を伺え、味のある例会となりました。
株主総会後で経営トップが替わられた企業の方からはユーモア溢れるトップの素顔のご紹介があり、初めてご参加の方、あるいはお久しぶりにご参加の皆様からは、ご自身のトレードマークともなっている永年愛用品のエピソード、地域産品活用の取り組み、歯を失った後のケアのお話しなど愉快な話題のご提供や、機知に富むスピーチもたくさん頂戴することができ、いつもにも増して大変楽しく、有意義な例会となりました。

次回、第117回例会は、9月17日(木)に開催いたします。
この9月例会では、TVhけいざいナビ北海道にもご出演の北海道大学大学院経済学研究科の平本健太教授に「真似たくとも真似られないー模倣困難性の競争戦略」と題したミニ講話をいただく予定です。

10月例会は13日(火)を予定しております。
早めにご予定いただけると幸いです。
 
例会の主たる目的はご参加される皆様の交流の輪を広げることにあります。一層多くの方との交流の輪が広がりますように、ご友人等にお気軽にお声かけのうえ、ご参加くださいませ。これからも、当NPOは北海道の元気づくりに向けた具体的な活動、情報交換を進めて参りたいと考えております。今後もご支援、ご協力を賜りますように、よろしくお願い申しあげます。皆様のご参加を心からお待ちしております。

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「石破大臣と地方創生を語る会」(主催:宗谷の地方創生を考える会主催、当NPO法人共催)の動画を アップしました!

2015年7月11日(土)、稚内サンホテルで開催されました 石破  茂 地方創生大臣をお招きしての「石破大臣と地方創生を語る会」。
第1部石破大臣からの基調講演「地方から創生する我が国の未来」、
次いで第2部中村美彦氏(フリージャーナリスト、当NPO法人理事)のコーディネートのもと、
石破大臣にはアドバイザーをお願いし、6名のパネラーによるパネルディスカッション「石破大臣と日本最北の地方創生を語る」
が展開されました。
その模様を動画として掲載いたします。ご高覧賜ることができれば幸いです。

基調講演「地方から創生する我が国の未来」

パネルディスカッション
「石破大臣と日本最北の地方創生を語る」

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臥竜清談第32回 森 清さん(2015.8.16放送)

臥竜清談第32回 森 清さん
 第32回目のゲストは、有限会社長命庵 代表取締役社長 森 清さんです。
 森さんは、蘭越町のご出身。北海道立岩内職業訓練校をご卒業後、NTT共済会食堂、ごまそば八雲等で腕を磨かれ、1980年に「韃靼そば 長命庵」を札幌市において開業されました。森さんは、単に飲食店を経営するということではなく、栽培や加工(製粉・製麺)に自ら関わっておられますが、それによって「そば」を介して消費者の方々と繋がりが生まれるとお考えです。とくに、今でこそ健康効果が話題になっていますが、森さんが出会った当時は無名だった「ダッタンソバ」の魅力普及のために、生産者に栽培をお願いする一方、「北海道ダッタンそばの会」などの組織を立ち上げ、リーダーとして多くのイベントを開催するなど、地道な努力を続けてこられました。その功績が称えられ、農林水産大臣賞を受賞されております。
 北海道のそば生産量は全国一。60%程度のシェアですが、全国的には「信州そば」ブランドの陰に隠れ、その原料供給基地に甘んじている現状を改善するため、森さんは、北海道で生産された「そば」を、地元で加工、消費する「そばの食文化」創造を目標に掲げ、家庭でも簡単に作れるガレットのような、麺以外でもそば粉が活用できるレシピの普及にもご尽力されています。
 今回の番組では、北海道の「そばの食文化」構築に向け幅広い活動を展開されている森さんに、その熱い思いを伺いました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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「石破大臣と地方創生を語る会」(主催:宗谷の地方創生を考える会主催、当NPO法人共催)の動画がアップされました!

2015年7月11日(土)、稚内サンホテルで開催されました 石破  茂 地方創生大臣をお招きしての「石破大臣と地方創生を語る会」。第1部石破大臣からの基調講演「地方から創生する我が国の未来」、次いで第2部中村美彦氏(フリージャーナリスト、当NPO法人理事)のコーディネートのもと、石破大臣にはアドバイザーをお願いし、6名のパネラーによるパネルディスカッション「石破大臣と日本最北の地方創生を語る」が展開されましたが、その模様が動画としてイシバチャンネルにアップ(基調講演URL:http://www.ishiba.com/?p=500 パネルディスカッションURL: http://www.ishiba.com/?p=503)されました。ご高覧賜ることができれば幸いです。

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