第49回目のゲストは、釧路新聞社 代表取締役社長・編集製作局長の星 匠さんです。
星さんは、釧路市のご出身で、昭和53年釧路湖陵高等学校をご卒業後、当時の国鉄に就職されました。昭和62年、国鉄の民営化に伴い退職、JTB釧路支店に転職されて平成4年までご勤務され、平成4年5月、釧路新聞に入社。編集局報道部、標茶支局長、総務局事業部副部長、編集局整理部長、取締役社長室長、同社長室長兼販売局長、常務取締役社長室長兼編集製作局長などを経て、昨年の11月、代表取締役社長兼編集製作局長にご就任されています。
番組の冒頭では、ご自身がご勤務されていたこともあり、JR北海道の現状について個人的な感想とともに地域に根差す新聞としてどのような関わり方をしていくかを伺っています。一方で、1946年創業の釧路新聞社の第5代目社長として、どのような情報発信を目指されるのかお尋ねしたところ、星さんからは、地域の経済、政治の問題も大切であるが、他紙にはできない釧路・根室地域の「広大な自然」を中心とした情報を国内外に発信することで、インバウンドの取り込み、顕在する釧路・根室の多くのファンとの連携を深めていけるような地方紙を目指したい、その手段として、発信すべき情報の加工を含めたITの活用を強化していきたいと、新社長としての熱い抱負をご披露いただきました。グローバルな視点をもちつつ、地元の方に愛される新聞社として、星さんの舵取りが注目されます。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社
臥竜清談第49回 星匠さん(2017.1.15放送)
第128回中村パーティーが2016年12月7日に開催されました
第128回中村パーティーが2016年12月7日に開催されました。かねてからのご案内のように、11月3日(木)に当NPO主催、石破茂前地方創生担当大臣をお招きしてのフォーラム開催の関係で10月、11月と休会しました例会ですが、師走のお忙しい中、多くの方のご参加を賜り、盛会のうちに2016年の中村パーティーの幕を閉じることができました。
あらためて、この1年、例会にご参加いただきました皆様に心からお礼申しあげます。
なお、新年の例会は1月19日(木)を予定しております。引き続き、2017年も多くの皆様のご参加をお待ちしております。
石破 茂 前地方創生大臣をお招きしてのフォーラム、盛況のうちに終了!
2016年11月3日(木)、札幌プリンスホテル国際館パミールで開催されました 石破 茂 前地方創生担当大臣をお招きしての当NPO法人主催のフォーラムが、メディアを含む、多くの方のご来場の下、盛況のうちに終了いたしました。今回のフォーラムの様子は、動画を通じて発信させていただきますのでご高覧いただければ幸いです。
第1部では、前地方創生担当大臣の石破 茂氏を4年続けてお招きし、「誰がこの大地を耕すのか~北海道への提言と課題」と題して基調講演を賜りました。
また、第2部では、「政権キーマンと語る、北の大地の可能性」をテーマに、「道民一人、一人が主役である」という前大臣から昨年までに頂いたメッセージを踏まえ、前大臣と各分野で先進的な取り組みを実践する道内の若き4名のリーダーにご参加いただき、当NPO理事長の荒川義人氏のコーディネートで、会場の皆様と意見を交換しながら議論が展開されました。
第1部終了時点と第2部の開催中に、フロアから10数件のご質問、ご意見、ご感想、そしてご提案を頂戴しました。その一部は第2部に反映させていただきましたが、その他にも地方の経済、医療、介護の面での課題、農業および労働問題、また北海道に大河ドラマを誘致する話題など、様々なお立場から貴重なメッセージを頂戴しました。残念ながら時間の関係上、全てをご紹介することは叶いませんでしたが、いただいた内容につきましては、当NPO法人として整理のうえ、今後の活動に反映させていただきたいと考えております。
この度のフォーラムのために貴重なお時間を割いていただきました石破茂前地方創生担当大臣、パネリストの皆様に、あらためて心からお礼申しあげます。またフォーラム開催にあたりご協賛いただきました企業・団体・個人の皆様、当日、ご来場いただきました多くの皆様にも重ねて感謝申しあげます。
第1部 基調講演
「誰がこの大地を耕すのか~北海道への提言と課題」
前地方創生担当大臣 石破 茂 氏
第2部 パネルディスカッション
「政権キーマンと語る、北の大地の可能性」
前地方創生担当大臣 石破 茂 氏
ニセコ町参事・環境省より出向 金井 信宏 氏
北海道物流開発株式会社会長 斉藤 博之 氏
札幌里塚病院内科医長 松永 隆裕 氏
株式会社エルアイズ社長 山本 亜紀子 氏
当NPO法人理事長・天使大学教授 荒川 義人 氏
臥竜清談第48回 高橋守さんと金澤美香さん(2016.12.18放送)
第48回目のゲストは、ニセコ町議会議長であり、株式会社高橋牧場代表取締役の高橋守さんと、高橋牧場にご勤務され、「ニセコ高橋牧場吉祥寺店」出店業務従事されている金澤美香さんのお二人です。
高橋さんは昭和45年に先代から牧場を受け継いで就農され、以来、様々な事業展開、組合の組織化、牧場の拡大に尽力されてきました。現在、高橋牧場の乳牛頭数は就農当初の10倍以上、250頭を超えています。牧場経営の一方で、平成8年に「明日の農業を考える会」を立ち上げるなど、地域づくりにも取り組まれ、平成15年に町議会議員、平成23年には町議会議長にご就任されています。品質へのこだわり、それを消費者に伝える仕組みづくりに日々腐心され、平成9年アイスクリーム工房の「ミルク工房」を開店。「飲むヨーグルト」などヒット商品を続々輩出され、今やニセコ町の人気スポットの一つとして知られています。その成果は平成14年「ホクレン夢大賞」受賞につながり、さらに平成20年バームクーヘン工房、平成23年レストランプラティーボ開店と進化が続いています。そして、この度、慎重なリサーチの結果、東京に「ニセコ高橋牧場吉祥寺店」を出店されるに至りました。今回の番組では、その経緯を伺うとともに、今後の事業展開、さらにニセコ町の町づくりについて、とくに「教育と雇用」に焦点を当てたお話しを伺いました。福島県ご出身の金澤さんは、OL時代、高橋牧場のチーズタルトを食べた時の美味しさの感動をきっかけとして積極的にご縁をつくられ、本年4月から高橋牧場でお仕事をされるようになりました。金澤さんのご担当は、12月17日に開店予定の「ニセコ高橋牧場吉祥寺店」の立ち上げ業務。金澤さんには、開店後の「吉祥寺店」の具体的な運営、今後の都内における業務展開の抱負について伺いました。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社
臥竜清談第47回 森利男さん(2016.11.20放送)
第47回目のゲストは、苫前町長の森利男さんです。森さんは、昭和35年に北海道羽幌高等学校をご卒業され、沿岸バス(株)で3年間ご勤務された後に苫前町役場に奉職され、企画振興課長、助役などを歴任、平成15年、町長にご就任されました。現在は、昨年5月から4期目に入っておられます。平成17年から風力発電推進市町村全国協議会会長、平成27年から留萌町村会会長、北海道町村会理事、北海道マリンビジョン21促進期成会会長等、さらに今年からは全国山村振興連盟副会長等、多数の公職を併任されています。
苫前町と言えば「風力発電」の町として知られていますが、今回の番組では、なぜ全国に先駆けて「風力発電」に取り組まれたのか、そのいきさつについてお話いただきました。森さんは、町長にご就任後も公用車を用いず「沿岸バス」を用いるという庶民派町長として親しまれ、厳しい財政状況からの脱却を目指し、とくに一次産業の活性化、公共施設の充実といった面で着実に成果をあげられていることから、町民の信頼も厚いのでしょう。番組の後半では、「風力発電」の将来展望、また医療問題、人口減少など、地方が抱える共通課題の解決に向けた施策について、町長としてのビジョンを語っていただきました。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社
臥竜清談第46回 川上満さん(2016.10.16放送)
第46回目のゲストは、平取町・町長の川上満さんです。川上さんは平取町のご出身。昭和49年に中京大学をご卒業後、平取町役場に入職され、企画課長、総務課長、副町長を経て、平成20年7月町長にご就任されました。本年7月に無投票で再選され、現在、3期目です。
平取の基幹産業といえば農業。今や、その農業の2枚看板である平取和牛と平取産トマトのなりたちについてお話を伺い、両者の高評価の秘訣は温暖な気候を生かした循環型の生産にあると解説いただきました。とくにトマトジュースは「ニシパ(アイヌ語で長老の意味)の恋人」というアイヌ文化を継承する平取町らしいネーミングで全国展開されています。アイヌ民族初の国会議員として知られる故萱野茂さんは平取町の名誉町民でもあり、2020年、白老町に国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園が開設されることにともない、川上さんはアイヌ文化の継承に町として機能分担を目指すと力強く宣言されておられます。町づくりの基本方針を「人づくり」と定め、平取町の潜在的な魅力を一層アピールすることで、町の活性化を図っていきたいと町長として3期目の抱負も語っていただきました。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社
2016年11月3日(木)に石破茂 前地方創生担当大臣を招いてフォーラムを開催いたします
2016年11月3日(木)、札幌プリンスホテル国際館パミールにて当NPO法人主催のフォーラムを開催いたします。開場は12時00分、開演は13時00分、終演は15時20分の予定です。
第1部は、前地方創生担当大臣の石破 茂氏を4年続けてお招きし、「誰がこの大地を耕すのか~北海道への提言と課題」と題して基調講演を賜ります。第2部は、「政権キーマンと語る、北の大地の可能性」をテーマに、「道民一人、一人が主役である」という前大臣から昨年までに頂いたメッセージを踏まえ、前大臣と各分野で先進的な取り組みを実践する道内の若きリーダーにご参加いただき、当NPO理事長の荒川義人氏のコーディネートで、会場の皆様と意見を交換しながら議論を展開する予定です。
北の大地の可能性、北海道が抱える課題の解決に向けた方策を伺う絶好の機会です。お誘い合わせのうえ、多くの方にご参加いただきますことを期待しております。
なお、ご協賛、またチケットに関しましてはご予約をお願いしておりますので、ご協力賜りますように重ねてお願い申しあげます(お問い合わせはNPO事務局までお願いします)。
第127回中村パーティーが2016年9月27日に開催されました
第127回中村パーティーが2016年9月27日に開催されました。今回の例会では、9月8日に開催された石破茂前地方創生担当大臣をお招きしての幌加内町イベントが、町のみならず近隣地域にとっても画期的なものとなり、大きな刺激をいただいたとの嬉しいご報告を町議会議長様から頂戴しました。また、キャベツの伝統品種「札幌大球」のオーナー制度とオーナーに届けるニシン漬けの開発秘話、ダッタンソバの新品種「満天きらり」普及に向けたイベント開催予定など、熱い思いの込められた取り組みが紹介されました。さらに、道外から参加された方からは、3Dプリンタを活用した道内での画期的な新規事業構想の披露がなされ、大いに刺激を受けました。多様な分野の方々がご出席の例会ですので、情報が共有され、連携の輪の広がるように、様々な形で当NPOとしても応援させていただきたいと思います。あらためて、ご参加いただいた皆様にお礼申しあげますとともに、一層のご支援をお願いいたします。
さて、11月3日(木・祝)、石破茂氏を札幌にお招きし、講演会とパネルディスカッションを開催いたします。詳細は、本ホームページをご覧ください。その準備、整理のため、10月と11月の例会はお休みとさせていただきます。
本年最後となります12月の例会(第128回)は12月7日(水)に開催いたします。
早めにご予定いただけると幸いです。
これまで例会を重ね、常に新しい方のご参加を賜り、皆様の交流の輪は着実に広がっております。今後も、一層の充実に向けた運営を心がけたいと存じます。どうぞお気軽にご友人等にお声かけいただき、例会にご参加賜りますようにお願いいたします。
なお、当NPOは北海道の元気づくりに関わる様々な活動をこれからも積み重ねていく所存です。益々のご支援、ご協力を賜りますよう重ねてお願い申しあげます。
「「きらり」と光る町づくり」(主催:幌加内町地方創生実行委員会、当NPO法人共催)の動画を アップしました!
2016年9月8日(木)、幌加内町生涯学習センターあえるにて開催されました 石破 茂 前地方創生担当大臣をお招きしての「「きらり」と光る町づくり」。石破衆議院議員の基調講演の模様を動画として掲載いたします。ご高覧賜ることができれば幸いです。
基調講演
「「きらり」と光る町づくり」(主催:幌加内町地方創生実行委員会、当NPO法人共催)の動画がアップされました!
2016年9月8日(木)、幌加内町生涯学習センターあえるにて開催されました 石破 茂 前地方創生担当大臣をお招きしての「「きらり」と光る町づくり」。石破衆議院議員の基調講演の模様が動画としてイシバチャンネルにアップ(基調講演URL:http://www.ishiba.com/?p=621)されました。ご高覧賜ることができれば幸いです。