第37回目のゲストは、丸果札幌青果株式会社代表取締役社長の勇﨑恒宏さんです。
勇﨑さんは、昭和58年に明治大学、昭和61年にアメリカン大学をご卒業され、昭和62年に丸果札幌青果株式会社に入社。その後、果実第二部主管部長、専務取締役を経て、平成18年に同社の社長に就任されました。平成20年には丸果札幌定温倉庫株式会社及び丸果札幌施設管理株式会社の代表取締役社長にも就任され、現在に至っています。
昭和36年に現在の札幌市中央卸売市場が全国17番目の市場として開設されて以来、丸果青果札幌は青果卸売業者としての業務を開始し、道内、国内はもとより世界各国の青果物を北海道の消費者に届け、逆に北海道産青果物を全国各地の消費者に届ける役割を担っています。
今回の番組では、札幌市中央卸売市場の成り立ちや最近の消費者の青果物の消費動向に加え、とくに夕張メロン、でんすけスイカ、カボチャの大浜みやこ、タマネギの札幌黄などの伝統品種、あるいは雪中貯蔵で食味が良くなったキャベツ、ダイコンなどの展開についてお話を伺いました。将来に向けて、北海道産青果物のアジアを中心とする海外展開も視野に入れた勇﨑さんのお話には、北海道農業がTPPという難題を打開するヒントがあるようです。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社