第96回のゲストは、北海道副知事 中野 祐介(なかの ゆうすけ)さんです。中野副知事は、1994年に自治省(現在の総務省)に入省後、霞が関でのご勤務のほか、地方自治体の福岡市、高知県、京都府などでご勤務されています。2014年9月、初代地方創生担当大臣である石破茂国務大臣の秘書官に就任され、大臣の激務を支えられました。その後、総務省消防庁勤務を経て、2017年4月、北海道総務部長兼北方領土対策本部長にご就任。2019年6月、副知事に就任されて現在に至っております。副知事として、主に北海道の財政、地域創生、環境・文化・スポーツなどを担当されているほか、今まさに北海道最大の課題となっている新型コロナウイルス感染症対策についてもご担当されています。
今回の番組では、はじめに、わが国における新型コロナウイルス感染症の動向、そして北海道における第一波、第二波への具体的な対応についてご紹介頂き、次いで、コロナ感染が長期化する中で、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けた難しく、厳しい舵取りの現状をお話頂いています。ウィズコロナそしてポストコロナ時代を見据え、とくに北海道としてどのような方向に進むのか、その前提となる副知事が観られた北海道の優位性をお話頂きながら、テレワーク・ワーケーションの推進、企業・サテライトオフィスの誘致などの可能性をあげていただきました。北海道に着任された時から感じておられたという北海道の持つポテンシャル、それを活用した政策展開によって北海道の創生を目指す、それが日本創生にも寄与する、北海道にはそれを成し遂げるトップランナーとしての資格が十分に備わっているとのお考えです。コロナ禍を収束させることで、来年以降、五輪マラソンをはじめとする北海道を世界に発信するチャンスがたくさんあります、という道民への激励のメッセージをもって番組を締めくくっていただきました。
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