臥竜清談第69回 大和田善男さん(2018.9.16放送)

第69回目のゲストは、株式会社興和総合研究所代表取締役の大和田善男さんです。
大和田さんは昭和31年、東京都でご誕生。父上の仕事の関係で4歳の時に北海道に移り、7歳から18歳の成長期を苫小牧で過ごされました。昭和55年小樽商科大学をご卒業後、当時の運輸省鉄道局に入省されましたが、昭和58年、民営化準備のために日本国有鉄道北海道総局に移られ、JR北海道(株)に民営化後は大規模商業開発、土地区画整理事業に伴う企業の統合や設立などを手掛けられました。その後、準大手コンサルティング会社の役員などを経て、平成15年に現在のお立場に就任されています。その間の平成12年には米国公認会計士の資格を取得されています。
今回の番組では、はじめに興和総合研究所を設立するに至った経緯や経営理念、業務の実態について伺っています。とくにグローバルな事業展開を進める国内企業のサポートに重点を置いているため、例えば会計基準の国際化あるいは海外の公認会計士とのネットワーク構築の必要性など、現場で強く意識されている課題を挙げていただきました。
実は、大和田さんは興和総研代表のお立場に加えて、本番組を企画しているNPO法人北海道グラウンドワークの事務局長もお務めです。「北海道の元気づくり」を目的とするNPOの事務局長として関わろうとされている、北海道の「食」の海外展開や、道内医療関係者とネットワークを構築しての地域医療充実のモデル化計画についてもお話いただきました。
また、2つのお立場に共通して、わが国の「まつりごと」の現状を踏まえ、今そしてこれから、世界の中でわが国の立ち位置はどうあるべきか、さらに北海道は深い縁のある沖縄の痛みにどのように寄り添うことができるか、率直なご意見を伺いました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:株式会社サトービル

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