第62回目のゲストは、連合北海道会長の出村良平さんです。
出村さんは、北斗市七飯町のご出身で、北海道大学経済学部をご卒業後、昭和58年4月から北海道上川支庁(現 北海道上川総合振興局)にご勤務され、平成8年1月に同支庁をご退職されています。一方、平成13年11月に自治労全道庁書記長にご就任、その後、同15年9月に自治労道本部財政局長、同19年11月に自治労全道庁(全道庁労連)委員長、同23年10月連合北海道事務局長、そして同27年連合北海道会長と、勤労者の生活改善に向けた指導的役割を担って来られました。
今回の番組では、ここ数年、わが国で注目を集める正規、非正規雇用に関わる問題、あるいは北海道における雇用状況についての実態と、これまで「連合」として取り組まれた具体的な取り組み、その成果についてお話いただきました。
また、今の一強安倍政権の経済政策・憲法改正議論について、先の衆院選挙の結果などについて、率直なご感想を伺いました。
番組の終盤では、なかなか解決策の見えないJR北海道の問題について、当該企業の組合をお預かりされているお立場からのご意見を頂戴しましたが、その中では、「合理化に向けた組合の努力は評価される一方で、もっと早期に経営陣から経営・財政的課題を開示し、国、北海道、市町村が一体となった議論が進められるべきだった、しかし今、ようやくその気運が盛り上がっている」とのご感想が印象的でした。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:新千歳空港ターミナルビルディング株式会社