第41回目のゲストは、幌加内町長の細川雅弘さんです。
細川さんは、昭和49年に滝川工業高校をご卒業され、1年間の民間企業(埼玉)におけるご勤務を経て、昭和50年に幌加内町役場に入職。以来、産業課、企画財政課、総務課、保健福祉課等で係長、課長等の要職を歴任されてきました。平成27年2月に保健福祉課長兼保健福祉総合センター事務長の職を最後に、永年の役場勤めにピリオドを打たれ、平成27年4月に町長にご就任されています。
細川町長率いる幌加内町も道内の他市町村と同様、人口減少は著しく、減反政策や市町村の合併等に起因する過疎化、高齢化社会への移行に十分な対応がとられてこなかったとの認識から、今、町長は「地方創生」に関わる国の動きを、これからの幌加内町の町づくりを進める契機にしたいとお考えです。
とくに今回の番組では、今後、町長が具体的に取り組まれようとしている「そばの里 幌加内」のブランド確立、そのための玄蕎麦の生産から加工までの六次化推進について、また、幻の魚「イトウ」の生息で知られる朱鞠内湖を核とした自然の魅力を活かしたインバウンドの積極的な受け入れについて、その結果として地域に生まれる新たな雇用、地域全体の活性化に向けたお話を中心に伺っています。さらに「そばの里 幌加内」ならではのユニークな幌加内高等学校の様子もご紹介いただく一方で、2010年関連条例の施行とともに「空知」から「上川」に移行した幌加内町が抱えることになった大きな悩み、国政選挙における「ねじれ構造」についてもお話いただきました。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社