第38回目のゲストは、「円山寿司 若竹」店主の長面川裕之さんです。
長面川さんは札幌のご出身。高等学校卒業後にすすきの、新宿等で修業され、昭和59年プリンスホテルに入社(高輪プリンスホテルに配属)。平成5年に地元である札幌プリンスホテルに転勤されました。20数年プリンスホテルの社員として寿司部門を背負ってこられた後、平成21年「円山寿司 若竹」を開業されています。技を磨き続けた修業時代のお話や、ホテルの社員という立場から独り立ちしてご自身の店の主となっての心構えの変化、また世界的に「和食」が注目される中で「寿司」という食文化の立ち位置、さらに「ネタ」にまつわる様々な興味深いお話を伺いました。
インバウンドの増加はこの業界も例外ではないようで、長面川さんご自身、最近の外国人客は寿司の食べ方、箸の持ち方が上手になっているとの感想をお持ちです。また、国際化への対応として、語学力のアップも検討中とか。回る「寿司」の対極ともいえる「円山寿司 若竹」の「寿司」。技とおもてなしでお客様に納得いただくという、長面川さんのこだわりが伝わってきます。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社