第52回目のゲストは、札幌医科大学学長・理事長の塚本泰司さんです。塚本さんは、旭川のご出身で、昭和48年に札幌医科大学医学部をご卒業後、同大医学部泌尿器科学講座研究生、助手、講師を歴任され、米国Mayo Clinicを経て、昭和61年に同大助教授、平成7年に教授にご就任されました。その後、平成20年に同大理事・附属病院長、平成24年に同大国際交流部長を経られ、平成25年同大名誉教授となられています。さらに、平成27年には慶應義塾大学大学院経営管理研究科を修了され、平成28年4月より、現在のお立場にご就任されました。今回の番組では、札幌医科大学が建学の精神に基づき、地域医療に対してどのように貢献されようとしているのか、また、学長、理事長としてのビジョンとその実現に向けた具体的な方策について伺いました。その中では、臨床研究支援センターの設置、病院の増改築などのご紹介や、昔と異なる学生気質に対応した教育のあり方など、大変興味深いお話を頂戴することができました。グローバルな視点を持つことの重要性を強調されつつも、「地域への貢献」、「地域への還元」のように、「地域」という言葉に力を込められる塚本さんのお話に、これからの札幌医科大学の姿が映し出されているようです。
この番組は以下の各社のご提供で放送しています。
※ 撮影協力:北海道空港株式会社