石破茂衆議院議員 講演会「北海道からの日本創生」

この度、NPO 法人北海道グラウンドワーク主催により、 7月23日15時30分から
札幌プリンスホテル 国際館パミールにおいて、フォーラムを開催致します。

ゲストに石破茂衆議院議員をお招きして、 「北海道からの日本創生」をテーマにお送り致します。 今後の北海道経済の発展と日本国発展をどうするべきか?一緒に考えてみませんか? お申し込みはこちらまで。

お問い合わせ E-mail office@hokkaidogroundwork.com TEL.011-802-8063

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臥竜清談第91回 遠藤桂一さん(2020.07.19放送)

第91回のゲストは、平取町長 遠藤桂一さんです。遠藤さんは、平取町のご出身で、大学の4年間だけ町を離れましたが、昭和55年に平取町役場に入庁され、社会教育(教育委員会)、企画、財政、税務、市街地再開発などを担当され、平成20年に町づくり振興(現・町づくり)課長、平成27年に副町長にご就任され、ずっと故郷を見守ってこられました。そして周囲の期待に応えるべく、本年6月の町長選に当選し、町長にご就任されています。

番組冒頭では、選挙に臨まれて感じたこと、当選後の率直なご感想、ご自身が描くリーダー像について伺っています。とくにリーダーとしては、40年に及ぶ平取町での行政経験から、町民の気持ちをしっかり把握し、政策を展開することが大切というお考えを示されました。番組中盤では、今後、新町長として、どのような町づくりを進められるのか、選挙で掲げられたスローガンは「豊かに暮らせるまち・びらとり」ですが、具体的なテーマとしてアイヌ文化に対して町が果たすべき役割と姿勢について、また、基幹産業である全国ブランドに成長した「トマト生産」、および「びらとり和牛」の展開について新町長のお考えをお聞きしました。アイヌ文化については、国内外に向けて平取町固有のアイヌ文化を発信すること、トマトと和牛の生産についてはそれぞれの体制を強化するとともに、来町者を増やして、地元で食べてもらう仕組みづくりが大切との認識を示されました。人口減少、少子高齢化という難題は避けられない現状にあっても、きらりと光るものをもつ平取町を目指す新町長の舵取りが注目されます。

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臥竜清談第90回 村本太平さん(2020.6.21放送)

第90回のゲストは、有限会社IEP代表取締役 村本太平さんです。村本さんは、米国カリフォルニア州生まれですが、2歳前に帰国された後に長く過ごし、本籍もある札幌市を「出身地」とされています。平成4年、北海道大学法学部をご卒業後、旧地域振興整備公団に入団。退団後、平成16年、小樽商科大学ビジネススクールの1期生として入学されました。在学中の平成18年、経営コンサルティング会社の有限会社IEPを設立し代表取締役にご就任。平成21年、法務、コミュニケーション、デザイン、エンジニアリングのプロフェッショナルを迎え入れ、異能プロ集団「ダントツ。」を結成し、今日に至っています。この間、中小企業診断士、ITコーディネータ等の資格を獲得した他、産学連携学会北海道支部幹事としてもご活躍されています。

今回の番組冒頭では、かつて、本番組の制作も担っている北海道グラウンドワーク事務局長時代の思い出話や、異能プロ集団「ダントツ。」結成の経緯、さらに10数年に及ぶ経営コンサルタントの活動についてお伺いし、このたびの新型コロナ感染拡大も含め、胆振東部地震に象徴される自然災害によるコンサルタント先の経営環境が劇的に変化した場面に直面された体験などをお話頂きました。また、中小企業の変革には大学との連携が不可欠とのご持論に基づく事業の中で、具体例として札幌医科大学との「エンジェルドレス共同開発」について紹介頂きました。「死産」の赤ちゃんを人として葬りたいとの産科看護師さんのご要望から実現した共同事業の成果は、現代社会に対して貴重なメッセージを届けるものと思われます。ITコーディネータとしての活動の中からは、中小企業の効率的な経営戦略を確立するためのIT活用が不可欠になっている現状について、また、ライフワークとして未来の地域社会の基盤づくりを目指すという視点から「学童保育」運営の波及効果についてご紹介いただきました。

番組終盤では、今回のコロナ感染騒動が与えた各界への影響について、村本さんが学生時代に打ち込んだ野球界、道内の中小企業界、それぞれがどのように考えて前に進むことが大切かをお話いただいています。

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臥竜清談第89回 本田優子さん(2020.5.17放送)

89回目のゲストは、札幌大学教授の本田優子さんです。
本田さんは、石川県金沢市のご出身。北海道大学文学部をご卒業後、平取町二風谷(にぶたに)に移り住み萱野茂(かやのしげる)氏に師事、「萱野茂のアイヌ語辞典」の編集に携わるとともに、二風谷アイヌ語教室で萱野氏の助手として活動され、1年間の予定が11年に及びました。平成17年、札幌大学文化学部助教授として着任。文化学部長、副学長を経て、今日に至っています。
今回の番組では、はじめに、本田さんがアイヌ語やアイヌ文化研究へ導かれることになった萱野氏との出会い、本田さんご自身の人間性にも大きな影響を与えたとされる萱野氏の人間としての魅力について、ユーモアたっぷりに、数々のエピソードを交えながらご紹介いただきました。自然との共生を重んじるアイヌ民族としての萱野氏の言葉は、時にご幼少時代のお二人のご子息にも向けられましたが、お二人にとって成長の「原点」になったとのことです。
中盤以降では、現在の札幌大学におけるアイヌ文化の担い手を大切に育てる「ウレシパ」と称される活動や、ニュージーランドのマオリ族を範としてあげアイヌ民族の未来の姿を重ね、また今年開館する「ウポポイ」との関り方について、いずれもアイヌ民族の若者たちのリーダーシップに期待を込めてお話いただきました。さらに、アイヌ民族が築いてきた「森の文化」、「木の文化」の世界観をもっと若者たちが理解を深めるとともに、力を合わせて北海道の森を「アイヌ文化の森」に育てていきたいとのご自身の目標を掲げ、まとめていただきました。

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臥竜清談第88回 鈴木隆司さん(2020.4.19放送)

88回目のゲストは、公認会計士鈴木隆司事務所の鈴木隆司さんです。
鈴木さんは、平成13年公認会計士2次試験に合格され(公認会計士登録は平成17年)、新日本監査法人に入所されました。
その後、平成21年に独立、公認会計士鈴木隆司事務所を設立され(税理士登録)、さらに平成25年には北海道大学会計専門職大学院特任准教授(平成29年まで)および札幌商工会議所専門相談員(現在まで)に、令和元年には北海道税理士会中小企業支援対策部副部長(現在まで)にご就任。現在は、北海道、札幌市の人や企業を盛り上げることをモットーに、会計、財務、税務を通して中小企業支援、後進の育成にあたるとともに、青年会議所や商工会議所青年部にも籍を置き、積極的にまちづくりにご尽力されています。
今回の番組の冒頭では、昭和、平成を振り返り、そして令和を見据えて「会計」業務の在り方が時代とともにどのように変わり、今後変わっていくのか、また世界的にみた「会計士」制度の現状についてお話いただきました。
また番組中盤では、鈴木さんのご出身地である札幌の魅力や将来の「夢」、さらにご自身が大切にされている「言葉」や「信条」をご紹介いただいています。
そして番組終盤では、鈴木さんのお立場から、感染拡大が続く「コロナウイルス」の経済、企業への影響と、被害を回復するための方策はどうあるべきかについてお聞きしていますが、鈴木さんのお二人のお子さまが楽しみにされていたオリンピックが延期となり、来年の開催を切望されているとのこと。このように、人の心理として先に楽しみ、希望があればこそ守りから攻めに転じることができ、経済の好転にもつながる、それを導くのが政府の役割というお話でおまとめ頂きました。

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臥竜清談第87回 田中茂樹さん(2020.3.15放送)

第87回のゲストは、ひがし北海道クレインズ代表の田中茂樹さんです。
田中さんは早稲田大学を中退後、ドイツ・トリア大学、アウグスブルク大学に留学され、帰国後は経済産業省のクール・ジャパン案件を数多く手がけてこられました。その後、日活経営企画室にヘッドハンティングされ、現在は、バルト三国ラトビアを中心としたデータソリューション企業の社長もお務めで、同時に、新生クレインズ代表としてアイスホッケーを守り、発展させることに力を注いでおられます。
今回の番組では、はじめにアイスホッケーの魅力とクレインズ復活を目指すことになったキッカケから、今後、どのような方向でチームを導くのかをご紹介いただきました。
その中では、「ひがし北海道」という地域にとってアイスホッケーという氷上スポーツが存在してきた意義、Jリーグをモデルとする「地域に根差した」今後のチームづくりの必要性といったお考えを伺い、また、クレインズのファン増、試合観戦ツアーなどを核とする「ひがし北海道」の観光資源の発信の可能性についてお話いただきました。
番組終盤では、ご自身の今後の目標として、競技人口が減少するアイスホッケーをはじめとする氷上スポーツ全体を盛り上げること、「ひがし北海道」に住む子どもたちがアイスホッケーというスポーツを通して世界に目を向け、積極的に国際交流し、平和の構築を担う人材に成長すること、その基盤となる文化としてアイスホッケーが浸透し、クレインズはその文化を継承する主役となることを力強く語っていただきました。

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当NPO法人主催フォーラム開催延期のお知らせ

 

2020年5月下旬に開催を予定しておりました当NPO法人主催フォーラムにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期させていただきます。現在のところ、夏頃を予定しております。

詳細が決まり次第、当HPでお知らせいたします。

なお、ご購入済みのチケットにつきましては、変更後の日程でもそのままご利用いただけますので、お手元に保管いただきますようお願いいたします。

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臥竜清談第86回 内間木義勝さん(2020.2.16放送)

第86回のゲストは、メガネのプリンス(株式会社ムラタ)代表取締役社長の内間木義勝さんです。
内間木さんは道南の上ノ国町のご出身。2、3歳の頃に移られた江別市にて野球、ラグビーなどのスポーツ大好きな少年として時を過ごされました。平成10年に現在の会社に入社。店長、マネージャー、次長専務などを経て、平成25年に社長にご就任。人工知能・AIを使った「お客様に似合う眼鏡を提示するサービス」をスタートするなど、顧客満足度を向上する取り組みに力を注いでいます。
今回の番組では、当社会長の村田晃啓氏が企業された当時から57年の歳月を経ても一貫して変わらぬ「メガネはファッション!」というコンセプトについてお話を伺いました。その具現化に向けた取り組みとしてお客様個々人に実施する「パーソナルカラー診断」や、業界初の試みである「AI技術」を導入した似合うメガネの提案など、「楽しみながらメガネ」を選ぶ具体的なプロセスをご紹介いただきました。
当社は現在、ベトナムやマレーシアにも店舗を展開中ですが、さらなる拡大に向けた課題、そして今後への期待、また近い将来、遠隔地でも視力検査ができる時代が訪れ、大きな変革が予測されるといったお話をいただく中で、メガネは単なる視力調整のための補助器具で止まらず、TPOに応じたファッションとして楽しみながら選び、そして使うツールとしてメガネをイメージチェンジする、当社の「コンセプト」に基づく内間木さんの強いチャレンジスピリットをご披露いただきました。

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臥竜清談第85回 山森清志さん(2020.1.19放送)

第85回のゲストは、猿払村議会副議長の山森清志さんです。
山森さんは、昭和55年、北海道小樽水産高等学校を卒業され、ふるさと猿払村へ戻り、稼業である漁業に従事されましたが、同年、お父上が海難事故で他界。突然、一家の大黒柱として家族を支える立場となり、その後、30年余り漁業に従事されてきた傍らの平成23年、恩師の勧めで統一地方選挙に出馬し、猿払村議会議員に初当選。大きな転機を迎えました。
そして、平成27年2期目の選挙にも当選し、副議長にご就任。今も漁業に従事しながら3期目の議員活動を続け、さらに、猿払村観光協会理事として観光振興を模索し、ふるさとの活性化にご尽力されています。
今回の番組では、はじめに、猿払村を去る若者の割合が高止まりにあること、JR天北線廃線に伴い駅前商店街が姿を消したことなど、地方が抱えている共通の課題を中心に猿払村の現状についてお話いただきましたが、特にJR廃線問題は関係市町村にとって、考えさせられる内容です。
また、番組中盤以降、猿払村議会副議長としてのスタンスや今後の活動の方向性を中心にお話を伺いました。山森さんご自身が描く将来あるべき猿払村の姿を実現するためのポイントとして、近隣市町村との連携を充実すること、行政トップは明確なビジョンを示すこと、地域住民は行政に対して強い関心をもつこと、などを挙げられ、そのために今、成すべきことを議員として実行されているとのことです。
猿払村は一次産業が好調と評価されていますが、その裏で、商工観光関連、医療関係などは必ずしも自慢できる状況に至っていないことを踏まえ、今後は、新しい時代に向かって若い世代の要望も積極的取り入れながら、新規事業に取り組んでいくための環境整備が必要であり、猿払村はそれを実現する適性を備えていると力強くお話いただきました。
猿払村のさらなる発展に向けた山森さんの強いリーダーシップが猿払村に留まらず、道北地域全体に波及することが期待されます。

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臥竜清談第84回 遠藤威さん(2019.12.15放送)

第84回のゲストは、ニセコ町にあります株式会社髙橋牧場で工場長としてナチュラルチーズの製造と工程管理を担当されている遠藤威(つよし)さんです。
遠藤さんは、静岡県のご出身で、静岡県立韮山高等学校から帯広畜産大学に進学、さらに同大学院(博士前期課程)に進まれ畜産環境学を専攻されました。修了後、(株)新潟鐵工所に入社。(株)ズコーシャ、(株)キスコフーズなどの企業で食品開発、飼料や微生物の研究に従事され、その間にチーズとの出会いも生まれ、また、研究成果が認められて平成11年には岩手大学から学位(博士、農学)を授与されています。
知人を介して社長の髙橋守、真弓ご夫妻に出会う機会に恵まれ、ご夫妻の牛乳、チーズに対する熱い思いを知り、平成29年、髙橋牧場に入社、現在に至っています。
今回の番組冒頭では、ご自身がチーズづくりを始めた経緯やチーズづくりに対する強いこだわりをご紹介いただいております。とくにモッツァレッラチーズは製造後の変化が著しいことから、毎日、実際に食べて品質を確かめるとのことです。
遠藤さん入社後、チーズの販売数は4倍に達したそうで、中でも熟成チーズ「狩太」は、オールジャパンナチュラルチーズコンテストで優秀賞を受賞。その「狩太」の製造プロセスや美味しさの秘密についてもご紹介いただきました。
遠藤さんは、社長の髙橋さんのコンセプトでもある地域との連携も視野に入れており、今、具体的にはホエーの有効活用を検討中とのこと。将来的には、輸入品に頼らず、地場産の乳酸菌などを駆使したチーズづくりに挑戦したいという夢もお持ちです。ニセコ地域に根付いた髙橋牧場が新たな地域振興事業に取り組むにあたり、これまで遠藤さんが培ったスキルが鍵となりそうです。

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