臥竜清談第94回 星 匠さん(2020.10.18放送)

第94回のゲストは、株式会社釧路新聞社代表取締役社長 星 匠さんです。星さんは1960年、釧路市のご出身。北海道釧路湖陵高校を卒業された後に日本国有鉄道に入社。分割民営化にともない、1987年4月からJTB釧路支店で勤務され、1992年5月からは(株)釧路新聞で報道部記者として新たなスタートを切られました。その後、標茶支局長を最後に記者生活に終止符を打たれ、営業、企画部門等でのお仕事に従事され、2016年11月、代表取締役社長にご就任されました。創業者である元社長の片山睦三氏が掲げられた社是、「郷土ありて われあり」を胸に、社員一丸となって地域に役立つ新聞づくりを目指されています。

今回の番組では、釧路あるいは根室地域の今の姿が以前とどのように変わったか、とくに斜陽のイメージが強い水産業や石炭産業を例にあげてお話いただきました。ただ、その中でもきらりと光る浜中町の生乳の取り組み(ハーゲンダッツとの取引)のような事例や、十勝、オホーツクを含めたこの地域の食の流通で極めて重要な役割を演じていることが周知されていない釧路の「西港」の実態を、いかに地域の方々に発信するか、釧路新聞の大きな使命と位置付けられています。コロナ禍において東京一極集中の課題が具現化し、霞が関の分解、例えば国立公園を数多く備える北海道に「環境省」を置くような変革を図るにはチャンスと捉えておられます。地元にいると気づきにくい街並みなど、実は身近に、様々な得難い資源がある、釧路を中心とした「ひがし北海道」を一つの大きなブランドとして捉え、様々な分野の方々の力を結集して盛り上げていく取り組みにも関わっておられ、来る11月1日には記念すべきキックオフイベントがあるとのこと。釧路新聞、それを率いる星さんのご活躍ぶり、そして「ひがし北海道」がどのようなうねりを巻き起こすか、これからの進展が注目されます。

 

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臥竜清談第93回 牧勝美さん(2020.09.20放送)

第93回のゲストは、韓国料理銀 座園オーナーシェフの牧 勝美さんです。ご両親が1961年に開店された銀座園。20094月、ご両親の引退を機に牧さんが店を引き継がれ、季節の食材を生かした創作韓国料理の人気店として今日に至っています。

今回の番組では、冒頭、銀座園の店名の由来や、開店当時の様子についてお話を伺いましたが、お母様のきめ細かな気配り、お父様の料理人としての技、とくにお父様の作られる冷麺の美味しさは今も忘れることができないとのことで、現在の牧さんのお店の運営や料理に対する姿勢に重なっているようです。韓国料理とともに歩み、今もテーマと認識されていることについては、生で食べる野菜はキムチに、加熱して食べる野菜はナムルに、これらのメニューでいかに自分の味を出すことができるかにあるとのこと。これらの食を通して、韓国の食文化を多くの日本人に理解してもらう、そこに両国間の自然な交流が生まれる、と添えられましたが、このお考えこそが銀座園の原点なのではないでしょうか。番組終盤では、5年、10年先の銀座園の姿をどう描かれているかをご紹介いただきました。現在の路線を大切にしつつも、カウンター越しにお寿司屋さんのようなやり取りのある韓国料理の店にしたい、そこでゆっくり仕事を続けるのが牧さんの夢とのこと。多くの韓国料理ファンは、夢の実現を待ち望んでいます。

 

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臥竜清談第92回 石破茂さん(2020.08.16放送)

第92回のゲストは、衆議院議員 石破 茂さんです。石破さんは鳥取県のご出身。昭和54年、慶応大学法学部をご卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行されました。昭和56年、お父上のご逝去の折、お父上の友人であった田中角栄氏からの薦めがあり政界入りを志され、昭和58年、銀行を退職。昭和61年衆議院議員総選挙に出馬、全国最年少で見事に当選を果たされました。とくに農水、国防の政策通として知られ、平成14年、第1次小泉内閣で防衛庁長官として初入閣。その後、防衛大臣、農林水産大臣、地方創生担当大臣など、自由民主党においても政調会長、幹事長などの要職を歴任され、常に政権のキーマンとして国民の注目を集め、今日に至っています。

今回の番組は、私どもNPO法人北海道グラウンドワークが主催した講演会のためにご来札頂いた折、ご講演前に収録されたものです。

全国津々浦々に足を運ばれている石破さんの目に、今のわが国がどのように映っているのか、番組冒頭で伺いました。国の在り方を根底から変える時期、中央集権・一極集中の危うさを今回のコロナ禍を通して痛感されたとのこと。番組収録後の講演テーマに掲げられた「地域分散・内需主導型経済」への変革こそわが国の課題との認識で、変革実現のために市町村の首長、住民が果たすべき役割について具体的なお話をいただきました。当日、札幌に入られる前に立ち寄った平取町では、アイヌ文化と食べ物の美味しさに感動されたそうで、コロナ禍の後、インバウンドに頼ることなく国内需要を喚起すること、まさに内需主導型経済を回すための資源が、平取に限らず、北海道全体に備わっているのではないかとのこと。逼迫した道内経済再生に向けて心強いヒントを頂戴しました。大切にされている「勇気と真心をもって真実を語る」という渡辺美智雄氏の言葉や、この上ない親切心をお持ちの方であり、「魔神」と称し、敬う田中角栄氏にまつわるエピソードを語る石破さんのお姿に、「日本創生」を導いてほしいと期待する方は少なくないでしょう。

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2020年7月23日 石破茂衆議院議員をお招きしてフォーラムを開催いたしました!

2020 年7月23日(木)、当NPO法人は札幌プリンスホテル国際館パミールにおきまして、今後の国政の鍵を握る 石破 茂 衆議院議員をお招きし、「北海道からの日本創生 地域分散・内需主導型経済」をテーマとしたフォーラムを開催いたしました。

昨今のコロナ禍への対応として、参加される方々の人数を限らせて頂き、また会場設営、運営につきましても当ホテルの多大なるご協力を頂きながら、感染予防に努めての開催となりました。石破先生のエビデンスに基づく明解なご講演とフロアからの質疑に対する適切なご回答により、当日、ご参加された皆様からは「大変勉強になった」、「小さな力でも地方(北海道)からうねりを起こす必要性を痛感した」などの感想を頂戴しました。
制約が多い中でのフォーラム開催でしたが、目的は達成できたものと自負しているところです。
それも、極めてご多忙の中、貴重な時間を割いてご来札いただきました石破先生のお蔭です。ここに改めて厚くお礼申し上げます。また、この度のフォーラムに対してご協賛いただきました企業・団体・個人の皆様、及び当日ご来場いただきました皆様にも重ねて感謝申し上げ、主催者としてのご挨拶とさせていただきます。
なお、当日のご講演の内容を当NPOのホームページで紹介させていただきますので、ご高覧賜れば幸いです。

北海道グラウンドワーク 理事長  荒川  義人

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石破茂衆議院議員 講演会「北海道からの日本創生」

この度、NPO 法人北海道グラウンドワーク主催により、 7月23日15時30分から
札幌プリンスホテル 国際館パミールにおいて、フォーラムを開催致します。

ゲストに石破茂衆議院議員をお招きして、 「北海道からの日本創生」をテーマにお送り致します。 今後の北海道経済の発展と日本国発展をどうするべきか?一緒に考えてみませんか? お申し込みはこちらまで。

お問い合わせ E-mail office@hokkaidogroundwork.com TEL.011-802-8063

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臥竜清談第91回 遠藤桂一さん(2020.07.19放送)

第91回のゲストは、平取町長 遠藤桂一さんです。遠藤さんは、平取町のご出身で、大学の4年間だけ町を離れましたが、昭和55年に平取町役場に入庁され、社会教育(教育委員会)、企画、財政、税務、市街地再開発などを担当され、平成20年に町づくり振興(現・町づくり)課長、平成27年に副町長にご就任され、ずっと故郷を見守ってこられました。そして周囲の期待に応えるべく、本年6月の町長選に当選し、町長にご就任されています。

番組冒頭では、選挙に臨まれて感じたこと、当選後の率直なご感想、ご自身が描くリーダー像について伺っています。とくにリーダーとしては、40年に及ぶ平取町での行政経験から、町民の気持ちをしっかり把握し、政策を展開することが大切というお考えを示されました。番組中盤では、今後、新町長として、どのような町づくりを進められるのか、選挙で掲げられたスローガンは「豊かに暮らせるまち・びらとり」ですが、具体的なテーマとしてアイヌ文化に対して町が果たすべき役割と姿勢について、また、基幹産業である全国ブランドに成長した「トマト生産」、および「びらとり和牛」の展開について新町長のお考えをお聞きしました。アイヌ文化については、国内外に向けて平取町固有のアイヌ文化を発信すること、トマトと和牛の生産についてはそれぞれの体制を強化するとともに、来町者を増やして、地元で食べてもらう仕組みづくりが大切との認識を示されました。人口減少、少子高齢化という難題は避けられない現状にあっても、きらりと光るものをもつ平取町を目指す新町長の舵取りが注目されます。

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臥竜清談第90回 村本太平さん(2020.6.21放送)

第90回のゲストは、有限会社IEP代表取締役 村本太平さんです。村本さんは、米国カリフォルニア州生まれですが、2歳前に帰国された後に長く過ごし、本籍もある札幌市を「出身地」とされています。平成4年、北海道大学法学部をご卒業後、旧地域振興整備公団に入団。退団後、平成16年、小樽商科大学ビジネススクールの1期生として入学されました。在学中の平成18年、経営コンサルティング会社の有限会社IEPを設立し代表取締役にご就任。平成21年、法務、コミュニケーション、デザイン、エンジニアリングのプロフェッショナルを迎え入れ、異能プロ集団「ダントツ。」を結成し、今日に至っています。この間、中小企業診断士、ITコーディネータ等の資格を獲得した他、産学連携学会北海道支部幹事としてもご活躍されています。

今回の番組冒頭では、かつて、本番組の制作も担っている北海道グラウンドワーク事務局長時代の思い出話や、異能プロ集団「ダントツ。」結成の経緯、さらに10数年に及ぶ経営コンサルタントの活動についてお伺いし、このたびの新型コロナ感染拡大も含め、胆振東部地震に象徴される自然災害によるコンサルタント先の経営環境が劇的に変化した場面に直面された体験などをお話頂きました。また、中小企業の変革には大学との連携が不可欠とのご持論に基づく事業の中で、具体例として札幌医科大学との「エンジェルドレス共同開発」について紹介頂きました。「死産」の赤ちゃんを人として葬りたいとの産科看護師さんのご要望から実現した共同事業の成果は、現代社会に対して貴重なメッセージを届けるものと思われます。ITコーディネータとしての活動の中からは、中小企業の効率的な経営戦略を確立するためのIT活用が不可欠になっている現状について、また、ライフワークとして未来の地域社会の基盤づくりを目指すという視点から「学童保育」運営の波及効果についてご紹介いただきました。

番組終盤では、今回のコロナ感染騒動が与えた各界への影響について、村本さんが学生時代に打ち込んだ野球界、道内の中小企業界、それぞれがどのように考えて前に進むことが大切かをお話いただいています。

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臥竜清談第89回 本田優子さん(2020.5.17放送)

89回目のゲストは、札幌大学教授の本田優子さんです。
本田さんは、石川県金沢市のご出身。北海道大学文学部をご卒業後、平取町二風谷(にぶたに)に移り住み萱野茂(かやのしげる)氏に師事、「萱野茂のアイヌ語辞典」の編集に携わるとともに、二風谷アイヌ語教室で萱野氏の助手として活動され、1年間の予定が11年に及びました。平成17年、札幌大学文化学部助教授として着任。文化学部長、副学長を経て、今日に至っています。
今回の番組では、はじめに、本田さんがアイヌ語やアイヌ文化研究へ導かれることになった萱野氏との出会い、本田さんご自身の人間性にも大きな影響を与えたとされる萱野氏の人間としての魅力について、ユーモアたっぷりに、数々のエピソードを交えながらご紹介いただきました。自然との共生を重んじるアイヌ民族としての萱野氏の言葉は、時にご幼少時代のお二人のご子息にも向けられましたが、お二人にとって成長の「原点」になったとのことです。
中盤以降では、現在の札幌大学におけるアイヌ文化の担い手を大切に育てる「ウレシパ」と称される活動や、ニュージーランドのマオリ族を範としてあげアイヌ民族の未来の姿を重ね、また今年開館する「ウポポイ」との関り方について、いずれもアイヌ民族の若者たちのリーダーシップに期待を込めてお話いただきました。さらに、アイヌ民族が築いてきた「森の文化」、「木の文化」の世界観をもっと若者たちが理解を深めるとともに、力を合わせて北海道の森を「アイヌ文化の森」に育てていきたいとのご自身の目標を掲げ、まとめていただきました。

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臥竜清談第88回 鈴木隆司さん(2020.4.19放送)

88回目のゲストは、公認会計士鈴木隆司事務所の鈴木隆司さんです。
鈴木さんは、平成13年公認会計士2次試験に合格され(公認会計士登録は平成17年)、新日本監査法人に入所されました。
その後、平成21年に独立、公認会計士鈴木隆司事務所を設立され(税理士登録)、さらに平成25年には北海道大学会計専門職大学院特任准教授(平成29年まで)および札幌商工会議所専門相談員(現在まで)に、令和元年には北海道税理士会中小企業支援対策部副部長(現在まで)にご就任。現在は、北海道、札幌市の人や企業を盛り上げることをモットーに、会計、財務、税務を通して中小企業支援、後進の育成にあたるとともに、青年会議所や商工会議所青年部にも籍を置き、積極的にまちづくりにご尽力されています。
今回の番組の冒頭では、昭和、平成を振り返り、そして令和を見据えて「会計」業務の在り方が時代とともにどのように変わり、今後変わっていくのか、また世界的にみた「会計士」制度の現状についてお話いただきました。
また番組中盤では、鈴木さんのご出身地である札幌の魅力や将来の「夢」、さらにご自身が大切にされている「言葉」や「信条」をご紹介いただいています。
そして番組終盤では、鈴木さんのお立場から、感染拡大が続く「コロナウイルス」の経済、企業への影響と、被害を回復するための方策はどうあるべきかについてお聞きしていますが、鈴木さんのお二人のお子さまが楽しみにされていたオリンピックが延期となり、来年の開催を切望されているとのこと。このように、人の心理として先に楽しみ、希望があればこそ守りから攻めに転じることができ、経済の好転にもつながる、それを導くのが政府の役割というお話でおまとめ頂きました。

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臥竜清談第87回 田中茂樹さん(2020.3.15放送)

第87回のゲストは、ひがし北海道クレインズ代表の田中茂樹さんです。
田中さんは早稲田大学を中退後、ドイツ・トリア大学、アウグスブルク大学に留学され、帰国後は経済産業省のクール・ジャパン案件を数多く手がけてこられました。その後、日活経営企画室にヘッドハンティングされ、現在は、バルト三国ラトビアを中心としたデータソリューション企業の社長もお務めで、同時に、新生クレインズ代表としてアイスホッケーを守り、発展させることに力を注いでおられます。
今回の番組では、はじめにアイスホッケーの魅力とクレインズ復活を目指すことになったキッカケから、今後、どのような方向でチームを導くのかをご紹介いただきました。
その中では、「ひがし北海道」という地域にとってアイスホッケーという氷上スポーツが存在してきた意義、Jリーグをモデルとする「地域に根差した」今後のチームづくりの必要性といったお考えを伺い、また、クレインズのファン増、試合観戦ツアーなどを核とする「ひがし北海道」の観光資源の発信の可能性についてお話いただきました。
番組終盤では、ご自身の今後の目標として、競技人口が減少するアイスホッケーをはじめとする氷上スポーツ全体を盛り上げること、「ひがし北海道」に住む子どもたちがアイスホッケーというスポーツを通して世界に目を向け、積極的に国際交流し、平和の構築を担う人材に成長すること、その基盤となる文化としてアイスホッケーが浸透し、クレインズはその文化を継承する主役となることを力強く語っていただきました。

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