臥竜清談第97回 土橋 鉄平さん(2021.1.17放送)

第97回のゲストは、株式会社  元気な介護  福祉事業部の土橋鉄平さんです。土橋さんは、2016年、「株式会社 元気な介護」に入社され、会社の中枢で運営に関わってこられました。今回の番組では、はじめに、対策本部の設置や、マスク、アルコール、グローブなどの衛生用品の確保、そしてICT機器の導入による安全性の担保など、昨年から続くコロナ禍において「元気な介護」が取り組まれた具体的な内容についてご紹介いただきました。次に、団塊世代が75歳になる2025年頃、介護や医療などの社会保障費が莫大に膨れ上がり、わが国の社会全体で様々な問題が生じるとされる「2025年問題」について、どのような対処法をお考えかを伺い、「元気な介護」として、人財育成、離職防止など、いくつかのキーワードをお示しいただきました。要介護者の急増、逆に少子化の影響もあり、介護に従事する働き手の著しい減少というアンバランスな状態を正常化するには、有為な人財確保が不可欠とのお考えから、社内では新人を含めた社員教育・研修の担当部署を設け、「2025年問題」に備えておられるとのことです。番組終盤で「元気な介護」の今後についてお話いただいた中では、「私たちの行動が変われば、周りも変わる。会社が変われば、業界も変わる。業界が変われば、社会が変わる」という「元気な介護」代表取締役である池田元気さんのお言葉を胸に刻んでおられるとのエピソードもご紹介いただいています。「介護業界のリーディングカンパニーを目指す」という「元気な介護」、そのために、社内では経営理念、社訓、行動指針を共有するためのプロジェクトも結成され、その活動は5年目を迎えているとのこと。業界を変え、社会を変え、多くの人が安心して受けられる介護制度の維持、充実に向けて、土橋さん、そして「元気な介護」の活動が注目されます。

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臥竜清談第96回 北海道副知事 中野祐介さん(2020.12.20放送)

第96回のゲストは、北海道副知事 中野 祐介(なかの ゆうすけ)さんです。中野副知事は、1994年に自治省(現在の総務省)に入省後、霞が関でのご勤務のほか、地方自治体の福岡市、高知県、京都府などでご勤務されています。2014年9月、初代地方創生担当大臣である石破茂国務大臣の秘書官に就任され、大臣の激務を支えられました。その後、総務省消防庁勤務を経て、2017年4月、北海道総務部長兼北方領土対策本部長にご就任。2019年6月、副知事に就任されて現在に至っております。副知事として、主に北海道の財政、地域創生、環境・文化・スポーツなどを担当されているほか、今まさに北海道最大の課題となっている新型コロナウイルス感染症対策についてもご担当されています。

今回の番組では、はじめに、わが国における新型コロナウイルス感染症の動向、そして北海道における第一波、第二波への具体的な対応についてご紹介頂き、次いで、コロナ感染が長期化する中で、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けた難しく、厳しい舵取りの現状をお話頂いています。ウィズコロナそしてポストコロナ時代を見据え、とくに北海道としてどのような方向に進むのか、その前提となる副知事が観られた北海道の優位性をお話頂きながら、テレワーク・ワーケーションの推進、企業・サテライトオフィスの誘致などの可能性をあげていただきました。北海道に着任された時から感じておられたという北海道の持つポテンシャル、それを活用した政策展開によって北海道の創生を目指す、それが日本創生にも寄与する、北海道にはそれを成し遂げるトップランナーとしての資格が十分に備わっているとのお考えです。コロナ禍を収束させることで、来年以降、五輪マラソンをはじめとする北海道を世界に発信するチャンスがたくさんあります、という道民への激励のメッセージをもって番組を締めくくっていただきました。

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臥竜清談第95回 伊藤 浩一さん(2020.11.15放送)

第95回のゲストは、猿払村長  伊藤  浩一さんです。伊藤さんは、1979年、猿払村役場に奉職。協働まちづくり推進課長、保健福祉推進課長、産業課長などを歴任され、2013年10月に役場をご退職。同年12月に猿払村長にご就任され、現在、2期目を迎えられています。長年、猿払村の行政に関わってこられたご経験を活かし、村長就任後は「誰にでも優しい村づくり」を目指し、日々、奮闘されています。

今回の番組では、はじめに、財政、産業、人口構成などの面から猿払村の現状をご紹介いただき、次いでアイディアマンである伊藤村長のユニークな取り組みについて伺っています。例えば、「高齢者福祉・地域交流対策」として、保健福祉推進課長時代に前村長の公約実現に向けた課題解決の検討から生まれた「小規模多機能型居宅介護施設」構想に加え、幼児から高齢者まで多世代の方々が交流できる場としてカラオケルームや浴場などを備えた「地域交流施設」を融合し、村民にとってかけがえない施設の誕生に繋げておられます。また、「子育て環境や教育の充実」として、直近10年間をみても出生率が2.0を越えているために必須となった保育環境の整備のほか、「子ども議会」の開催により提案された子どもの率直な意見を施策に反映するとともに、教育委員会と連携した「総合教育会議」による「学力の状況」分析と学力向上を目指した検討など、伊藤さんの「教育にお金をかける!」という理念の基で、将来の猿払村を担う人材育成にも力を注いでおられます。一方で、「健康寿命日本一の村」を目指し、各種検診の充実、福祉タクシーの運行など、村民の健康づくりにおいても数々の取り組みを実行されています。番組でご紹介頂いた伊藤さんの取り組みは、まさに地域創生のモデルと言えましょう。

 

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臥竜清談第94回 星 匠さん(2020.10.18放送)

第94回のゲストは、株式会社釧路新聞社代表取締役社長 星 匠さんです。星さんは1960年、釧路市のご出身。北海道釧路湖陵高校を卒業された後に日本国有鉄道に入社。分割民営化にともない、1987年4月からJTB釧路支店で勤務され、1992年5月からは(株)釧路新聞で報道部記者として新たなスタートを切られました。その後、標茶支局長を最後に記者生活に終止符を打たれ、営業、企画部門等でのお仕事に従事され、2016年11月、代表取締役社長にご就任されました。創業者である元社長の片山睦三氏が掲げられた社是、「郷土ありて われあり」を胸に、社員一丸となって地域に役立つ新聞づくりを目指されています。

今回の番組では、釧路あるいは根室地域の今の姿が以前とどのように変わったか、とくに斜陽のイメージが強い水産業や石炭産業を例にあげてお話いただきました。ただ、その中でもきらりと光る浜中町の生乳の取り組み(ハーゲンダッツとの取引)のような事例や、十勝、オホーツクを含めたこの地域の食の流通で極めて重要な役割を演じていることが周知されていない釧路の「西港」の実態を、いかに地域の方々に発信するか、釧路新聞の大きな使命と位置付けられています。コロナ禍において東京一極集中の課題が具現化し、霞が関の分解、例えば国立公園を数多く備える北海道に「環境省」を置くような変革を図るにはチャンスと捉えておられます。地元にいると気づきにくい街並みなど、実は身近に、様々な得難い資源がある、釧路を中心とした「ひがし北海道」を一つの大きなブランドとして捉え、様々な分野の方々の力を結集して盛り上げていく取り組みにも関わっておられ、来る11月1日には記念すべきキックオフイベントがあるとのこと。釧路新聞、それを率いる星さんのご活躍ぶり、そして「ひがし北海道」がどのようなうねりを巻き起こすか、これからの進展が注目されます。

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臥竜清談第93回 牧勝美さん(2020.09.20放送)

第93回のゲストは、韓国料理銀 座園オーナーシェフの牧 勝美さんです。ご両親が1961年に開店された銀座園。20094月、ご両親の引退を機に牧さんが店を引き継がれ、季節の食材を生かした創作韓国料理の人気店として今日に至っています。

今回の番組では、冒頭、銀座園の店名の由来や、開店当時の様子についてお話を伺いましたが、お母様のきめ細かな気配り、お父様の料理人としての技、とくにお父様の作られる冷麺の美味しさは今も忘れることができないとのことで、現在の牧さんのお店の運営や料理に対する姿勢に重なっているようです。韓国料理とともに歩み、今もテーマと認識されていることについては、生で食べる野菜はキムチに、加熱して食べる野菜はナムルに、これらのメニューでいかに自分の味を出すことができるかにあるとのこと。これらの食を通して、韓国の食文化を多くの日本人に理解してもらう、そこに両国間の自然な交流が生まれる、と添えられましたが、このお考えこそが銀座園の原点なのではないでしょうか。番組終盤では、5年、10年先の銀座園の姿をどう描かれているかをご紹介いただきました。現在の路線を大切にしつつも、カウンター越しにお寿司屋さんのようなやり取りのある韓国料理の店にしたい、そこでゆっくり仕事を続けるのが牧さんの夢とのこと。多くの韓国料理ファンは、夢の実現を待ち望んでいます。

 

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臥竜清談第92回 石破茂さん(2020.08.16放送)

第92回のゲストは、衆議院議員 石破 茂さんです。石破さんは鳥取県のご出身。昭和54年、慶応大学法学部をご卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行されました。昭和56年、お父上のご逝去の折、お父上の友人であった田中角栄氏からの薦めがあり政界入りを志され、昭和58年、銀行を退職。昭和61年衆議院議員総選挙に出馬、全国最年少で見事に当選を果たされました。とくに農水、国防の政策通として知られ、平成14年、第1次小泉内閣で防衛庁長官として初入閣。その後、防衛大臣、農林水産大臣、地方創生担当大臣など、自由民主党においても政調会長、幹事長などの要職を歴任され、常に政権のキーマンとして国民の注目を集め、今日に至っています。

今回の番組は、私どもNPO法人北海道グラウンドワークが主催した講演会のためにご来札頂いた折、ご講演前に収録されたものです。

全国津々浦々に足を運ばれている石破さんの目に、今のわが国がどのように映っているのか、番組冒頭で伺いました。国の在り方を根底から変える時期、中央集権・一極集中の危うさを今回のコロナ禍を通して痛感されたとのこと。番組収録後の講演テーマに掲げられた「地域分散・内需主導型経済」への変革こそわが国の課題との認識で、変革実現のために市町村の首長、住民が果たすべき役割について具体的なお話をいただきました。当日、札幌に入られる前に立ち寄った平取町では、アイヌ文化と食べ物の美味しさに感動されたそうで、コロナ禍の後、インバウンドに頼ることなく国内需要を喚起すること、まさに内需主導型経済を回すための資源が、平取に限らず、北海道全体に備わっているのではないかとのこと。逼迫した道内経済再生に向けて心強いヒントを頂戴しました。大切にされている「勇気と真心をもって真実を語る」という渡辺美智雄氏の言葉や、この上ない親切心をお持ちの方であり、「魔神」と称し、敬う田中角栄氏にまつわるエピソードを語る石破さんのお姿に、「日本創生」を導いてほしいと期待する方は少なくないでしょう。

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2020年7月23日 石破茂衆議院議員をお招きしてフォーラムを開催いたしました!

2020 年7月23日(木)、当NPO法人は札幌プリンスホテル国際館パミールにおきまして、今後の国政の鍵を握る 石破 茂 衆議院議員をお招きし、「北海道からの日本創生 地域分散・内需主導型経済」をテーマとしたフォーラムを開催いたしました。

昨今のコロナ禍への対応として、参加される方々の人数を限らせて頂き、また会場設営、運営につきましても当ホテルの多大なるご協力を頂きながら、感染予防に努めての開催となりました。石破先生のエビデンスに基づく明解なご講演とフロアからの質疑に対する適切なご回答により、当日、ご参加された皆様からは「大変勉強になった」、「小さな力でも地方(北海道)からうねりを起こす必要性を痛感した」などの感想を頂戴しました。
制約が多い中でのフォーラム開催でしたが、目的は達成できたものと自負しているところです。
それも、極めてご多忙の中、貴重な時間を割いてご来札いただきました石破先生のお蔭です。ここに改めて厚くお礼申し上げます。また、この度のフォーラムに対してご協賛いただきました企業・団体・個人の皆様、及び当日ご来場いただきました皆様にも重ねて感謝申し上げ、主催者としてのご挨拶とさせていただきます。
なお、当日のご講演の内容を当NPOのホームページで紹介させていただきますので、ご高覧賜れば幸いです。

北海道グラウンドワーク 理事長  荒川  義人

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石破茂衆議院議員 講演会「北海道からの日本創生」

この度、NPO 法人北海道グラウンドワーク主催により、 7月23日15時30分から
札幌プリンスホテル 国際館パミールにおいて、フォーラムを開催致します。

ゲストに石破茂衆議院議員をお招きして、 「北海道からの日本創生」をテーマにお送り致します。 今後の北海道経済の発展と日本国発展をどうするべきか?一緒に考えてみませんか? お申し込みはこちらまで。

お問い合わせ E-mail office@hokkaidogroundwork.com TEL.011-802-8063

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臥竜清談第91回 遠藤桂一さん(2020.07.19放送)

第91回のゲストは、平取町長 遠藤桂一さんです。遠藤さんは、平取町のご出身で、大学の4年間だけ町を離れましたが、昭和55年に平取町役場に入庁され、社会教育(教育委員会)、企画、財政、税務、市街地再開発などを担当され、平成20年に町づくり振興(現・町づくり)課長、平成27年に副町長にご就任され、ずっと故郷を見守ってこられました。そして周囲の期待に応えるべく、本年6月の町長選に当選し、町長にご就任されています。

番組冒頭では、選挙に臨まれて感じたこと、当選後の率直なご感想、ご自身が描くリーダー像について伺っています。とくにリーダーとしては、40年に及ぶ平取町での行政経験から、町民の気持ちをしっかり把握し、政策を展開することが大切というお考えを示されました。番組中盤では、今後、新町長として、どのような町づくりを進められるのか、選挙で掲げられたスローガンは「豊かに暮らせるまち・びらとり」ですが、具体的なテーマとしてアイヌ文化に対して町が果たすべき役割と姿勢について、また、基幹産業である全国ブランドに成長した「トマト生産」、および「びらとり和牛」の展開について新町長のお考えをお聞きしました。アイヌ文化については、国内外に向けて平取町固有のアイヌ文化を発信すること、トマトと和牛の生産についてはそれぞれの体制を強化するとともに、来町者を増やして、地元で食べてもらう仕組みづくりが大切との認識を示されました。人口減少、少子高齢化という難題は避けられない現状にあっても、きらりと光るものをもつ平取町を目指す新町長の舵取りが注目されます。

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臥竜清談第90回 村本太平さん(2020.6.21放送)

第90回のゲストは、有限会社IEP代表取締役 村本太平さんです。村本さんは、米国カリフォルニア州生まれですが、2歳前に帰国された後に長く過ごし、本籍もある札幌市を「出身地」とされています。平成4年、北海道大学法学部をご卒業後、旧地域振興整備公団に入団。退団後、平成16年、小樽商科大学ビジネススクールの1期生として入学されました。在学中の平成18年、経営コンサルティング会社の有限会社IEPを設立し代表取締役にご就任。平成21年、法務、コミュニケーション、デザイン、エンジニアリングのプロフェッショナルを迎え入れ、異能プロ集団「ダントツ。」を結成し、今日に至っています。この間、中小企業診断士、ITコーディネータ等の資格を獲得した他、産学連携学会北海道支部幹事としてもご活躍されています。

今回の番組冒頭では、かつて、本番組の制作も担っている北海道グラウンドワーク事務局長時代の思い出話や、異能プロ集団「ダントツ。」結成の経緯、さらに10数年に及ぶ経営コンサルタントの活動についてお伺いし、このたびの新型コロナ感染拡大も含め、胆振東部地震に象徴される自然災害によるコンサルタント先の経営環境が劇的に変化した場面に直面された体験などをお話頂きました。また、中小企業の変革には大学との連携が不可欠とのご持論に基づく事業の中で、具体例として札幌医科大学との「エンジェルドレス共同開発」について紹介頂きました。「死産」の赤ちゃんを人として葬りたいとの産科看護師さんのご要望から実現した共同事業の成果は、現代社会に対して貴重なメッセージを届けるものと思われます。ITコーディネータとしての活動の中からは、中小企業の効率的な経営戦略を確立するためのIT活用が不可欠になっている現状について、また、ライフワークとして未来の地域社会の基盤づくりを目指すという視点から「学童保育」運営の波及効果についてご紹介いただきました。

番組終盤では、今回のコロナ感染騒動が与えた各界への影響について、村本さんが学生時代に打ち込んだ野球界、道内の中小企業界、それぞれがどのように考えて前に進むことが大切かをお話いただいています。

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