臥竜清談第67回 中野信之さん(2018.7.15放送)

第67回目のゲストは、NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンター理事長の中野信之さんです。
中野さんは大阪市のご出身。1993年に大阪府立城東工業高等学校をご卒業後、大阪府の一般企業に就職されましたが、「何かが違う」と感じ、以前から憧れの北海道で仕事を探しながら趣味だったバイクで転々とされ、1996年に北海道移住を決断、ニセコ町のホテルに就職されました。
しかし、翌年、釣り好きの中野さんは朱鞠内湖の「イトウ」に魅せられて朱鞠内へ移転。3年ほど後に朱鞠内湖淡水漁業協同組合に就職。その組合長の勧めもあって朱鞠内に骨を埋める覚悟で地域の仕事に没頭することになりました。
2009年には、第3セクターだった「レークハウスしゅまりない」の運営を引き継ぐ形でNPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターを設立。朱鞠内湖に関わる周辺環境の保護・保全を行いながら、朱鞠内湖の潜在的魅力を信じ、世界から注目される地域に成長させるべく奮闘中です。
番組の冒頭では、ご自身の生き方、とくにチャレンジ精神を育んだ高校時代のエピソードや、そもそも中野さんが朱鞠内移住のきっかけとなった「イトウ」の魅力、また、その「イトウ」を守り、育てる一方で、「イトウ」釣りの醍醐味を多くの方に味わってほしいと願い推進された「キャッチ&リリース」の仕組みづくり、大の釣り好き故にツボを心得た釣りガイドとしてのお仕事ぶり、秋にかけての「ワカサギ」漁とその商品化など、理想を次々と具現化されてきた今日までを振り返っていただきました。
番組後半にかけては、戦争で悲しい歴史をもつこの地域の新しい姿を世界に向けて発信すること、あるいはこの地域の自然と融合したウイスキーづくりのような食文化を創造することなど、中野さんが描く朱鞠内地域の将来像、還元できる産業振興の可能性についてお話しいただきました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

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臥竜清談第66回 仲山浩さん(2018.6.17放送)

第66回目のゲストは、JAびらとり代表理事組合長の仲山浩さんです。
仲山さんは平取町のご出身。静内高等学校をご卒業後、農業実習のために渡米され、13ヶ月の滞在後に平取町に戻られて就農し、トマト栽培を始められました。
平成3年に栽培トマトを大玉品種「桃太郎」に限定され、夏場のトマト栽培に取り組まれ、成功したことを契機として生産量が急増し、今日、平取町を北海道一のトマト産地に育てられました。軌道に乗ったトマト栽培は、20年ほどで売上高10億円を達成。今では生鮮トマトを「びらとりトマト」、加工品を「ニシパの恋人」とブランド化にも成功し、売上高40億円を超える一大産業に成長しています。
今回の番組冒頭では、「びらとりトマト」一筋40年、また新規就農者支援などで幅広く平取町農業の発展に貢献されてきた仲山さんが、水田からの転作でトマト栽培を始めた経緯や、JAと関わりを持つようになったエピソードなどについてお話いただいています。
また、北海道を含め、わが国の農業を俯瞰していただき、食料自給率の向上、労働力の不足、TPP、種子法廃止など数々ある直近の課題に対し具体的にどのように認識し、また取り組むべきか、生産者として、あるいはJAの代表理事として、率直なご意見を伺っています。
番組終盤では、これからの農業の展望について、「びらとりトマト」「ニシパの恋人」を誕生させたという成功事例を踏まえ、産地・ブランド化形成の重要性を中心に伺っています。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:びらとり農業協同組合

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臥竜清談第65回 岩澤輝雄さん・奈津子さん(2018.5.20放送)

第65回目のゲストは、小樽の歴史とともに歩んできた寿司店「小樽みよ福」のご主人、岩澤輝雄さんと奥様の奈津子さんです。
岩澤さんは小樽市生まれの小樽市育ち。高校をご卒業後、先代(父上)が創業した「小樽みよ福」で修行を始め、父上の勧めもあって東京・板橋におられる先代の師匠のところに出向き「魚」を学び、戻って小樽で先代から「寿司」と「店の経営」を学ぶという、小樽と東京を行き来しながらの修行に励む日が続きました。その時に東京ご出身の奈津子さんと知り合い、ご結婚。三女に恵まれ、今は6人のお孫さんに囲まれて充実した毎日をお過ごしです。
今回の番組では、「小樽みよ福」創業時のエピソードの数々や、当時の店周辺の活況ぶりなどを振り返っていただくとともに、夫婦二人三脚で切り盛りされてきたお店とともに味わってこられた時代の変化についてお話いただいています。また、最近では外国人観光客が急増したことへの対応や、その外国人がリピーターとして再び訪れてくれるケースが少なくないという、いかにお客さんに愛される店を営んでこられたかの証といえる感動的なお話を伺いました。
まとめの部分では、これからの小樽観光のあり方として「ゆっくり」というキーワードを上げていただき、またご自身の10年後についてお尋ねすると、まだまだ現役を継続されるという強い意欲をお示しいただきました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:小樽みよ福

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臥竜清談第64回 植松努さん(2018.4.15放送)

第64回目のゲストは、株式会社植松電機代表取締役社長 植松努さんです。
植松さんは芦別市のご出身。ご幼少期より飛行機が大好きで、宇宙への憧れから北見工業大学応用機械工学科へ進学、流体力学を学ばれています。
1989年に同大学をご卒業後、名古屋の航空機設計会社勤務を経て、1994年父上(植松清氏)が経営する植松電機に入社。その後、1999年に植松電機を法人化され、株式会社植松電機専務取締役、2016年に同社代表取締役社長にご就任されています。同時に、ご自身が設立された株式会社カムイスペースの代表取締役、あるいはNPO法人北海道宇宙科学技術創生センター(HASTIC)理事もご兼務されています。
これまで、産業廃棄物からの除鉄、選鉄に用いる電磁石の開発製作、コンクリート圧砕機用アクティブマグネット方式の考案、北海道大学との共同で「カムイ型ロケット」の研究、人工衛星「HIT-SAT」の開発、打ち上げ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同でカムイロケット打ち上げ実験を重ねられています。
今回の番組では、冒頭、植松さんの「人生観」や「夢」についてお伺いするとともに、ロケット開発の最前線におられる技術・研究者としてのお立場から、国への期待や世界の宇宙開発(とくにヨーロッパ)との格差、また今後のロケット開発技術の応用の可能性、未来のロケット開発のあり方などについてお話いただきました。さらに企業経営者としてお立場から、わが国でどのような人材を育成すべきか、そのためのわが国の教育はどうあるべきか、またご自身が理想型とする会社組織などについて率直なご意見を頂戴しました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:株式会社植松電機

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臥竜清談第63回 吉谷隆昭さん(2018.3.18放送)

第63回目のゲストは、丸吉運輸機工株式会社社長の吉谷隆昭さんです。
吉谷さんは、恵庭市のご出身。平成9年に北星学園大学をご卒業後、北友興業(株)旭川に勤務され、平成14年丸吉運輸機工株式会社に入社。同年苫小牧営業所を開設、所長にご就任。その後、平成17年本社企画室室長、平成19年常務取締役を経て、平成20年、創業者であるお父上の吉谷隆氏から「常識に捉われず、独自の存在を築く」「人材と信頼は最大の財産」という創業時からのポリシーを継承して二代目代表取締役社長にご就任され、今日に至っています。
今回の番組では、「変化を恐れない心と行動する勇気」をもち、ご自身が日々更新されている「鉄人ブログ」のエピソード、「鉄の物流のプロフェッショナル」として「鉄の物流を変えていく」という明確な使命、ビジョンを社員と共有しながらチャレンジを続ける二代目社長の奮闘振りについて伺っています。
また、業界の方向性を含め、今後の会社独自の取り組みについて、平成28年国土交通省が公布した「物流統合効率化法の改正」の内容を示す資料を用いながら解説いただきました。まとめとして、8年ほど前から実践してきた地元の小学校において大好評のドライバー体験の取り組み事例など、地域社会への還元を実践しつつ、北海道、東北、関東エリアの連携を一層強化し、鉄の物流では地域で最も信頼される会社を目指す、という力強い抱負を頂戴しました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:新千歳空港ターミナルビルディング株式会社

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臥竜清談第62回 出村良平さん(2018.2.18放送)

20180218出村良平さん対談

第62回目のゲストは、連合北海道会長の出村良平さんです。
出村さんは、北斗市七飯町のご出身で、北海道大学経済学部をご卒業後、昭和58年4月から北海道上川支庁(現 北海道上川総合振興局)にご勤務され、平成8年1月に同支庁をご退職されています。一方、平成13年11月に自治労全道庁書記長にご就任、その後、同15年9月に自治労道本部財政局長、同19年11月に自治労全道庁(全道庁労連)委員長、同23年10月連合北海道事務局長、そして同27年連合北海道会長と、勤労者の生活改善に向けた指導的役割を担って来られました。
今回の番組では、ここ数年、わが国で注目を集める正規、非正規雇用に関わる問題、あるいは北海道における雇用状況についての実態と、これまで「連合」として取り組まれた具体的な取り組み、その成果についてお話いただきました。
また、今の一強安倍政権の経済政策・憲法改正議論について、先の衆院選挙の結果などについて、率直なご感想を伺いました。
番組の終盤では、なかなか解決策の見えないJR北海道の問題について、当該企業の組合をお預かりされているお立場からのご意見を頂戴しましたが、その中では、「合理化に向けた組合の努力は評価される一方で、もっと早期に経営陣から経営・財政的課題を開示し、国、北海道、市町村が一体となった議論が進められるべきだった、しかし今、ようやくその気運が盛り上がっている」とのご感想が印象的でした。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:新千歳空港ターミナルビルディング株式会社

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臥竜清談第61回 渡邊克仁さん(2018.1.21放送)

201801221渡邊克仁さん対談

第61回目のゲストは、北都交通株式会社代表取締役社長の渡邊克仁さんです。
渡邊さんは、稚内市のご出身。同市で中学までお過ごしの後、故郷を離れて札幌旭丘高校、小樽商科大学に進学。大学をご卒業後は、ビジネスにおける厳しさを学ぶべく大手証券会社の営業職として就職。昭和55年、父清さんが病で倒れたのを契機に家業の銀嶺バスを継ぐことになって専務として、次いで平成5年からは社長として、低迷していた銀嶺バスの業績を急上昇させました。さらに、平成16年には経営危機に陥っていた北都交通株式会社の受け入れに名乗りを上げ、社長に就任。驚異的なスピードで業績を回復され、現在に至っています。
今回の番組では、冒頭、ご幼少時代を過ごされた故郷稚内市の変貌ぶり、その故郷を離れて今日に至った渡邊さんご自身の歩みについてお話いただいています。また、銀嶺バス、北都交通の建て直しに手腕を発揮されたお立場から、北海道が抱えている課題、例えばJR北海道の問題において、今後の議論すべき方向性、目指すべき姿についてのご意見を伺いました。
渡邊さんは、それまで発想のなかった都市間高速バスの定期運行を決断し、また、北海道に来るスキー客の一元的管理によるサービス向上に努めるなど、常に時代のニーズに即応した策を講じてこられました。それが会社の業績を大きく転換させる原動力となっているのでしょう。将来展望については、今後も一層の経営基盤の安定化を図る一方で、雇用拡大の意味からも、「女性が働きやすい職場環境の整備に重点を置く」というお言葉があり、改めて従来の業界イメージを打破する新たな発想が感じられました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北都交通株式会社

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石破 茂 元地方創生担当大臣をお招きしてのフォーラム、盛況に終了!

2017年11月3日(金)、石破 茂 元地方創生担当大臣をお招きしての当NPO法人主催のフォーラムが札幌プリンスホテル国際館パミールで開催され、多くの方にご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。今回は、衆議院選挙直後の極めてご多忙の中でご来札いただき、ご講演を賜わりました。なお、フォーラムの様子は、動画を通じて発信させていただきますのでご高覧戴ければ幸いです。

第1部では、元地方創生担当大臣の石破 茂氏を5年続けてお招きし、「北の大地の創生可能性を探り、北海道から日本を甦生する。」と題して基調講演を賜わりました。

第2部では、「政権キーマンに聴く」と題して、「道民一人、一人が主役としてどのように役割を果たすのか?」北海道の抱える現状と課題について、「観光・高齢化社会と地域経済・強い農業の確立・地域産業と雇用・生活の足と地方交通網」などについて、聞き手のフリージャーナリスト 中村美彦との対談形式で行いました。
特に、観光を軸として、他県のレストランバスによる地域食材と絶景の融和に高付加価値を創造し、地域発展をもたらしている事例を紹介し、北海道の農作物・海産物及び絶景の活用のヒントを頂きました。また、JR北海道問題に触れ、地域産業経済の基軸としてのJR北海道が本来行わなければならない公共交通としての立ち位置について、他社のローカル線対応策と付加価値の工夫策などについて触れ、JR北海道にも地域と協業しての高付加価値対策を再考する必要性を述べました。

第1部終了時点に、フロアから10数件のご質問、ご意見、ご感想、ご提案を頂戴しました。
その一部は、反映させていただきましたが、その他にも、経済、高齢化社会対策、農業及び労働問題、過疎対策など貴重なメッセージを頂戴しました。
残念ながら時間の関係上、全てをご紹介することは叶いませんでしたが、いただいた内容につきましては、当NPO法人として整理のうえ、今後の活動に反映させていただきたいと考えております。

この度のフォーラムのために衆議院選挙終了直後の極めてご多忙の中、貴重な時間を割いていただきました石破茂元地方創生担当大臣に、改めて心からお礼申し上げます。
また、この度のフォーラムに対してご協賛いただきました企業・団体・個人の皆様、当日、ご来場いただきました多くの皆様にも重ねて感謝申し上げます。

第1部 基調講演 「北の大地の創生可能性を探り 北海道から日本を甦生する」
元地方創生担当大臣 石破 茂 氏

第2部 対談 政権キーマンに聴く
元地方創生担当大臣 石破 茂 氏
聞き手 フリージャーナリスト 中村 美彦 氏

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臥竜清談第60回 坂下一幸さん(2017.12.17放送)

20171217坂下一幸さん対談

第60回目のゲストは、様似町長の坂下一幸さんです。
坂下さんは、様似町のご出身。昭和46年中京大学体育学部をご卒業後、様似町教育委員会に入職され、その後、昭和63年に様似町役場に移られました。役場では、保健衛生課長、企画調整課長などを歴任。平成12年から助役、平成17年6月から9月までは町長職務代理者を務められ、同年10月町長にご就任。現在、4期目の町政を担っておられます。
漁業を基幹産業とし、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に認定されているアポイ岳ジオパークを包含する様似町にとっても、北海道内の多くの市町村と同様、急速に進む人口減少やJRを含む交通体系維持への対応が喫緊の課題。
今回の番組では、開基215年、町政65周年を迎える様似町のリーダーとして、地元の宝であるアポイ岳を活かした交流人口の増加、名産“日高昆布”や新産業として夏秋イチゴの生産奨励等で働く環境を整備して人口移入を促すこと、更に1,300万年前に誕生したとされる様似のロケーションとコバルトブルーの海が一体化した景観を観光資源として積極的に活用することなど、坂下町長の「攻めの町政」についてお話を伺いました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:新千歳空港ターミナルビルディング株式会社

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臥竜清談第59回 酒井芳秀さん(2017.11.19放送)

20171119酒井芳秀さん対談

第59回目のゲストは、新ひだか町長の酒井芳秀さんです。
酒井さんは、旧三石町のご出身。北海道大学工学部を卒業後、昭和44年に酒井建設株式会社に入社され、同社専務取締役のほか、三石生コンクリート工業株式会社取締役、有限会社パシフィック牧場取締役、株式会社産建取締役も兼任され、昭和58年から平成15年まで北海道議会議員(平成13年から15年は同議会議長)、その後、平成16年に静内町長に初当選。平成18年3月に三石町との合併に伴い同町長をご退任され、同年4月新ひだか町長に当選。現在、3期目の町政を担っておられます。
今回の番組では、「涼夏少雪の郷」と自ら称される新ひだか町にとって、極めて重要な課題となっている「鉄路」を中心に、様々な角度からお話を頂きました。分割民営化した30年前に遡り、今日、このような状況に陥った背景の分析、何故この段階まで実情が公表されなかったのかという不信感、あるいは「鉄路」への消極的対応を省みない国が語る「地方創生」という言葉の虚しさなどを指摘される一方、酒井さんは、ひだか一帯の特徴である観光産業や一次産業に対する計り知れない負の影響に危機感をお持ちで、地域の連携と国へ積極的な働きかけ、一般道と「鉄路」を走行可能な夢のあるDMV(デュアルモードビークル)の導入といった今後の打開策に関するお話も伺いました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:新ひだか町

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