増田誠展 盛会のうちに終了

 2011年9月3日から10月16日まで、NPO法人北海道グラウンドワークが企画立案し主催し釧路市立美術館を中心に開催された、「釧路が育んだ世界の画家 増田誠展」が、メイン会場のみで入場者総数3600人を超す大盛況のうちに終了しました。

 釧路の美術館で開催される美術展の入館者はは、通常2000人~2500人と言いますから、釧路では記録的な入館者を迎えたことになります。
 詳しい統計は取っていませんが、釧路以外の道内及び本州からも相当の愛好者が訪れたものと考えられます。
 また、美術展開催運営には多額の費用が掛かりますが、先日、全ての入出金・清算が完了し結果的に赤字を出さずにまっとうできたことをここに御報告申し上げると共に、民間主導の展覧会が赤字を出さずに完了したことも特筆に価すると思います。実行委員会に参加され惜しみなく御協力くださった釧路の企業・個人の方々に心から感謝申し上げると共に、実行委員会事務局として企画段階から参画奮闘された釧路鳥取神社宮司・木下正明氏には特段の御礼を申し上げたいと思います。
 尚、費用のおよそ半分は北海道や全国税理士共栄会、伊藤組一〇〇年記念基金などから貴重な助成金を頂戴したことで購えたことも非常に大きく関係各位に衷心より感謝申し上げるものです。
 今後とも民間のこうした活動に、より多くの自治体・企業・個人の一層の御理解をお願いしたいと望みます。

 さて、今回の展覧会は民間所蔵の作品にスポットを当て、無料のサテライト会場を10箇所以上設けスタンプラリーなども実施、地域興しを意識したユニークな展覧会として各方面から大きな注目を浴びました。
 また、美術館の調査の手が及びにくい民間所蔵の作品を100点以上掘り起こしたうえで民間主導で開催された今回の活動は、美術館関係者から高い評価を受け、美術館活動のあり方に一石を投じるものとなったようです。
 来年(2012年)山梨県立美術館で開催される予定の「増田誠展」にも、釧路の民間所蔵作品が何点か展示される方向で検討が進められています。

 今回の展覧会のコンセプトにはもうひとつ大きな側面があります。
それは、「美術品の社会保存と活用」と言う今後の美術品の保存のあり方と活用方法の原型を実践提示したことです。
 この考え方は、道立釧路芸術館の寺嶋弘道学芸主管が相当以前から暖めていた構想で、奇しくも民間の活動がいち早くその姿を具現したことになります。
 当NPO法人北海道グラウンドワークとしても、このテーマを実践的に展開していきたいと考えているところです。
 
 なにはともあれ、多くの皆様の御協力を得て「釧路が育んだ世界の画家 増田誠展」が無事終えられましたこと関係者各位と共に素直に喜び、今後の一里塚にしてまいりたいと思います。
 誠に有難うございました。

展覧会の様子はこちらでご覧いただけます

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