臥竜清談第72回 迫俊哉さん(2018.12.16放送)

 

第72回目のゲストは、小樽市長の迫俊哉さんです。
迫さんは昭和33年、小樽市富岡のお生まれで、昭和57年高崎経済大学をご卒業され、小樽市役所に入庁。企画部、総務部、経済部、産業港湾部などでご勤務された後、平成23年総務部長、同26年教育部長、同27年生活環境部参事を歴任され、平成29年ご退職。そして本年8月、新市長に就任されました。
高校、大学と野球に打ち込まれ、小樽に戻られてからも社会人野球の小樽協会に所属されてご活躍。部長、OB会事務局長などもお務めになられております。野球以外にも読書、クロスカントリー、太鼓・筝(そう)の演奏など、非常に幅広いご趣味をお持ちです。
今回の番組では、これからの小樽市の元気づくりに向けて、もともと小樽市が有する歴史や産業の遺産、あるいは海という高いポテンシャルをもつ資源を活用した「観光」のあり方を中心に、いかに足腰強く、かつ持続性あるものにして「まちづくり」を実現するか、新たに就任された市長としての抱負を伺いました。
特に「夜の観光」の充実、具体例として天狗山からの夜景と小樽ならではの食事のセット、あるいはガラスの街小樽に相応しい富岡教会、そして市役所庁舎のステンドグラスのアピール、さらに市内から港に浮かぶクルーズ船の眺望など、小樽市独自の魅力が次々と語られました。番組の後半では、2030年に札幌まで延伸が予定されている北海道新幹線や、近年、完成した高速道路を活かし、後志全体の「広域観光」も視野に入れながら、小樽市の独自性ある「まちづくり」に邁進するお話や「観光」以外の取り組むべき課題への姿勢についてお話される中で、とくに小樽市を「日本遺産」に申請したいというビジョンを紹介いただきました。元気復活に向けた小樽市の動向が注目されます。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

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