臥竜清談第68回 加藤由紀子さん(2018.8.19放送)

第68回目のゲストは、北海商科大学商学部商学科・観光産業学科教授の加藤由紀子さんです。
加藤さんは、日本航空で航空ビジネスに従事された後に、専門学校や大学で環境や観光教育に携わり、現在の職にご就任されておりますが、ご専門は、グリーンツーリズム、観光サービス、キャリア形成、訪日外客受け入れと極めて多岐に渡っております。ウエールズ大学院では、環境マネジメントシステム監査デイプロマを修得されている他、学会活動も精力的で日本国際観光学会、日本ビジネス実務学会、観光情報学会、北海道地域観光学会、北海道経済学会などでご活躍中です。
今回の番組では、北海道の未来、とりわけ「観光産業」をどのように発展させていくべきかという視点から、様々なお話を伺っています。とくに冒頭部分では、北海道らしさ、北海道の優位性の現状について、また東京五輪の準備状況とすでに顕在化している課題の数々、具体的には「五輪」の経済的波及効果をもっと全国的に展開すべきであるというご意見や、それと同義である地方における「MICE」戦略の重要性を国として認識すべきであるといったご意見を頂いています。
とくに「五輪」のような大きなイベント終了後の国の在り方についての議論を深め、若い人たちが未来を明るいものと捉えることができる国にしたいという信念に基づき日々の学生教育に精励されている加藤さんですが、まとめの部分では、今回の番組の本論でもある「北海道観光の未来を明るくする」ための提案として、歴史、文化などを見直すことの必要性を具体的にあげて頂きました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海商科大学

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