臥竜清談第57回 堀安規良さん(2017.9.17放送)

20170917掘安規良さん対談
第57回目のゲストは、株式会社ホリ代表取締役社長の堀安規良(ほりあきら)さんです。
堀さんは、砂川市のご出身。昭和50年に東北薬科大学をご卒業されて直ちに武田薬品工業株式会社、次いで昭和56年に合資会社堀製菓にご入社され、昭和57年に株式会社ホリを設立、平成19年に現職にご就任され、現在に至っています。薬剤師の資格を有する堀さんは、お菓子づくりにも「安心・安全」とヘルシーさへのこだわりをお持ちです。座右の銘は『pay forward(恩送り)』とのことで、助け合う気持ちこそが人と共に生きる原点とされ、お客様、共に働く社員の皆さんなど、周囲の方々に対する感謝の気持ちを常に意識されています。また、堀さんは、お仕事を離れるとトランペットを演奏されるなど、音楽と深く関わってこられた一面をお持ちです。
今回の番組では、銘菓「夕張メロンピュアゼリー」が誕生した30年前を振り返っていただき、今の「夕張メロンピュアゼリー」が誕生時と比べてどう進化してきたか、また今後はどう進化していくかについて、また、「夕張メロンピュアゼリー」以外にも多数のヒット商品を出されていますが、とくに現在、取り組んでおられる産学連携による商品開発、具体的には札幌医科大学と共同開発された小果実ハスカップなどを用いたヘルシーなゼリーについても伺いました。今後の展望については、北海道産素材をもっと多く活用すること、また社員一人一人が自信と誇りを持てるお菓子づくりを進めること、という力強いお言葉でまとめていただきました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:株式会社ホリ

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臥竜清談第56回 鳥越浩一さん(2017.8.20放送)

20170820鳥越浩一さん対談
 第56回目のゲストは、鳥越漁業株式会社代表取締役社長の鳥越浩一さんです。
鳥越さんは、苫小牧市のご出身。平成元年に北海道芸術専門学校を卒業された後、平成3年に尚美学園東京コンセルヴァトアール尚美音楽社会研究科管楽器専攻、平成5年に同尚美ディプロマコース管打楽器専攻をそれぞれご卒業され、その後、平成10年に苫小牧駒澤大学に進学され、国際文化学科を平成14年にご卒業されました。さらに平成22年に北海道大学大学院公共政策学教育部修士課程に進学され、平成25年に修了。公共政策学修士を取得されています。平成6年に鳥越漁業株式会社代表取締役社長に就任され、現在に至りますが、東京都内を中心にオーケストラやアンサンブル奏者として音楽の道でもご活躍されています。また、鳥越漁業社長ご就任後も、苫小牧市内外の高等学校や中学校で合奏指導や指揮を担われ、今なお、苫小牧ウィンドアンサンブルや留萌市民吹奏楽団の音楽監督兼常任指揮者として活動されています。一方、平成15年から平成23年まで苫小牧市議会議員、平成16年から現在まで苫小牧駒沢大学、武蔵野学院大学で教壇に立たれるなど、実に多方面でご活躍の鳥越さんは、チャレンジ精神旺盛、計り知れないパワーの持ち主といえましょう。
今回の番組では、はじめに苫小牧近海を含めた漁業の現状について、気候変動を主因とする不漁の実態、将来に向けた育てる漁業の推進の重要性、かつて北海道漁獲高の6割を占めていた北方領土海域の回復の意義などの切り口でお話を伺っています。また量の問題とは別に、質を高めるための加工技術の現状について、ご自身が2期生として学ばれた「地域フード塾」のような仕組みを活かしたレベルアップや人材養成の必要性をご指摘いただきました。
番組後半では、お得意の音楽と関連した地域活性化の取り組みとして、南米ベネズエラをルーツとし、音楽教育によって子どもが希望や誇りをもって成長できることを目指す「エル・システマ」、その日本版として東日本大震災に被災した子どもたちを支援する目的で設立された「エル・システマ ジャパン」のご紹介と、この動きを北海道から全国、世界に広げていきたいという夢を語っていただきました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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臥竜清談第55回 野崎創さん(2017.7.16放送)

20170716野崎創さん対談
第55回目のゲストは、株式会社エーデルワイスファーム代表取締役の野崎創さんです。
野崎さんは、恵庭市のご出身で、高校時代に交換留学生としてアメリカに1年間滞在されたご経験を有し、後の野崎さんが常にグローバルな目線を大切にするきっかけになったようです。青山学院大学を中退され、昭和初期に開墾に入り、十勝広尾村(当時)で始めた牧場経営を、昭和16年には当時の恵庭村に移転、さらに昭和60年頃からハムやソーセージの製造を始めていた現在の会社に入社され、先代までの経営理念を尊重しつつ、今は若き経営者として「地域に愛される企業」を目指して様々な取り組みにチャレンジされています。
今回の番組では、道内企業が元気になり、また道内各地域に魅力ある町が増えることこそが未来の北海道をつくる、そのために食・農・観光、そして行政の連携が重要であるという持論を中心に、海外との比較を交えながら熱く語っていただきました。北海道には、顕在的、潜在的優位性がたくさある、道民はそれに気づかず、あるいは気づいても活かせずにいる、もったいない、という指摘は、多数の海外視察で育んでこられた野崎さんのグローバルな視線があればこそ、と言えましょう。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:エーデルワイスファーム

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臥竜清談第54回 櫻井英裕さん(2017.6.18放送)

20170618櫻井英裕さん対談 第54回目のゲストは、リブラス株式会社代表取締役社長の櫻井英裕さんです。櫻井さんは、美深町のご出身で、中学時代、札幌に転居。北海道札幌白石高校から北海学園大学に進まれ、昭和60年ご卒業と同時に株式会社モロオに入社されています。その後、昭和63年にAIU保険にご入社。平成14年に保険代理店を開業され、現在に至っています。また、大学時代に始められたライフル射撃では在学中に全日本の大会で3年連続入賞され、現在は北海道ライフル射撃協会強化・国体担当・国体監督を務めておられます。
今回の番組では、保険代理店を開業される経緯、時代とともに変化する保険業の役割や現状、とくに仕事柄求められるリスク管理のあり方に対する櫻井さんの持論を、また大学時代に遡り、ライフル射撃との出会いについて語っていただきました。結びには、櫻井さんの座右の名として、経営コンサルタント会社として世界で始めて株式上場を実現された舩井幸雄さんの言葉を紹介いただいています。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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臥竜清談第53回 松本光弘さん(2017.5.21放送)

20170521松本光弘さん対談第53回目のゲストは、札幌プリンスホテル製菓製パンご担当の松本光弘さんです。松本さんは、赤平市のご出身で、平成10年に芦別総合技術高等学校をご卒業後、札幌修学院調理師専門学校に進まれ、平成11年に同校を卒業と同時に札幌プリンスホテルに入社されました。同ホテルでは料飲部門の製菓・製パンを担当され、今日に至っています。今回の番組では、同ホテルの定番商品でもあるアップルパイをはじめ、各種スイーツづくりに対するご自身のこだわりや時代を反映して変化してきたスイーツ事情など、スイーツファンにとって興味深いお話をたくさん頂戴しました。記念日には「世界に一つだけのケーキ」をつくることが最高の「おもてなし」と心がけている松本さん。北海道スイーツのレベルが一層高まるように、松本さんのご活躍が期待されます。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:札幌プリンスホテル

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臥竜清談第52回 塚本泰司さん(2017.4.16放送)

20170416塚本学長対談画像 第52回目のゲストは、札幌医科大学学長・理事長の塚本泰司さんです。塚本さんは、旭川のご出身で、昭和48年に札幌医科大学医学部をご卒業後、同大医学部泌尿器科学講座研究生、助手、講師を歴任され、米国Mayo Clinicを経て、昭和61年に同大助教授、平成7年に教授にご就任されました。その後、平成20年に同大理事・附属病院長、平成24年に同大国際交流部長を経られ、平成25年同大名誉教授となられています。さらに、平成27年には慶應義塾大学大学院経営管理研究科を修了され、平成28年4月より、現在のお立場にご就任されました。今回の番組では、札幌医科大学が建学の精神に基づき、地域医療に対してどのように貢献されようとしているのか、また、学長、理事長としてのビジョンとその実現に向けた具体的な方策について伺いました。その中では、臨床研究支援センターの設置、病院の増改築などのご紹介や、昔と異なる学生気質に対応した教育のあり方など、大変興味深いお話を頂戴することができました。グローバルな視点を持つことの重要性を強調されつつも、「地域への貢献」、「地域への還元」のように、「地域」という言葉に力を込められる塚本さんのお話に、これからの札幌医科大学の姿が映し出されているようです。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。

※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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第130回中村パーティーが2017年3月2日に開催されました

第130回中村パーティーが2017年3月2日に開催されました。何かとお忙しい時期の例会開催でしたが、5名の新しい方を含む40名近い大変多くの皆様にご参加いただきましたことに心からお礼申しあげます。
今回の例会は、新しく参加された方からは、アニマルセラピーや弁護士によるNPO活動支援などユニークな取り組みのご紹介がありました。引き続き出席いただいている方からは、
地域農産物のソバを活用したカップ麺の開発など、従来から取り組んでおられた活動の成果の披露がなされました。また、異動により道外にお戻りになる方からは、縁を紡いでこれまでの北海道での活動を国レベルでの活動に活かしていきたいとのご挨拶をいただきました。
一方、出席者が多数となり時間の関係でスピーチを頂戴できませんでした多くの皆様には、お詫び申しあげますと共に、次回以降、あらためてのスピーチをお願いいたします。
なお、4月より事務局体制が変更となります。これまでと同様に引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、次回の131回例会は、4月20日(木)を予定しております。引き続き、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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臥竜清談第51回 大西雅之さん(2017.3.19放送)

20170319鶴雅大西社長対談画像
第51回目のゲストは、鶴雅グループ、鶴雅ホールディングス代表取締役社長の大西雅之さんです。
大西さんは、釧路市のご出身で、昭和54年に東京大学経済学部をご卒業後、三井信託銀行に入行。昭和56年、祖父大西正一氏の希望を受けて先代の大西正昭氏が阿寒湖畔に設立した株式会社阿寒グランドホテルにご入社以降、平成元年株式会社阿寒グランドホテル代表取締役社長、さらに平成11年(株)ホテル山浦、平成18年鶴雅リゾート(株)、平成20年鶴雅観光開発(株)のそれぞれの社長、さらに平成28年、鶴雅グループの組織改正により鶴雅ホールディングス代表取締役社長にご就任され(鶴雅リゾート株式会社・鶴雅観光開発株式会社代表取締役兼任)、今日に至っています。多岐にわたるご活躍から、北海道運輸局長表彰、国土交通省観光局長表彰等も受賞されています。また、本業の傍ら、「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長、安倍晋三首相)には有識者として参加、「アイヌ政策推進会議」委員、一般社団法人日本旅館協会理事等、多数の公職に就いておられますが、今回の番組では、とくに北海道観光推進機構の副会長というお立場から、北海道観光の将来ビジョン、観光と連動する二次交通の課題等についてお話いただきました。とくにUBER(ウーバー)、notteco(のってこ!)といったタクシーの斬新な活用法やJR北海道の活性化の必要性については具体的なご紹介をいただくとともに、道東圏で目指されている統合型ゾート拠点としての可能性、あるいは先住民族の長老の教えをヒントにした今後の観光の在り方についても語っていただきました。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。


※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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第129回中村パーティーが2017年1月19日に開催されました

第129回中村パーティーが2017年1月19日に開催されました。日頃からお忙しい皆様ですが、新年の会合等が重なり、一層お忙しくされている時期と拝察しつつの例会でしたが、多くの皆様にご参加いただきましたことに心からお礼申しあげます。
今回の例会は、2017年幕開けということで、それぞれのお立場における新たな年の動きを見通していただきました。インバウンド、交通体系、医療、福祉、経済、食など、まさに最前線の現場の実態に基づき、臨場感あふれるお話を頂戴することができましたことにあらためてお礼申しあげます。一方、時間の関係でスピーチを頂戴できませんでした皆様には、お詫び申しあげますと共に、次回以降、あらためてのスピーチをお願いいたします。

さて、次回の130回例会は、3月2日(木)を予定しております。引き続き、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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臥竜清談第50回 秋元克広さん(2017.2.19放送)

20170219秋元市長対談画像
第50回目のゲストは、札幌市長の秋元克広さんです。
秋元さんは、夕張市のご出身。昭和54年北海道大学法学部をご卒業後、札幌市職員となられ、企画調整局交通対策課長(平成11年6月)、交通企画課長(平成13年4月)、総務局秘書課長(平成14年4月)、企画調整局情報化推進部長(平成16年4月)、市民まちづくり局企画部長(平成17年4月)、南区長(平成20年4月)、市長政策室長(平成21年4月)、副市長(平成24年4月)等を歴任された後、平成27年5月市長に就任されております。
今回の番組では、冒頭、ご就任後、とくに重点的に取り組んでおられるとの印象の強いスポーツ振興について、その意義をお話しいただき、関連して、冬季五輪誘致により札幌市にもたらされる効果、あるいは市民が不安視している財政的な課題や、五輪終了後の競技施設の活用等について、お考えを伺います。また、冬季五輪誘致や町づくりにも直接関連する道内交通体系の再整備について、札幌を中心とした空(空港)、陸(鉄道、道路)の面、あるいは北海道全体でみた時の海(港)の面から、市長が描かれている将来のあるべき姿を語っていただきます。さらに、札幌市も例外ではない人口減少や超高齢社会が訪れた現状に対して、今後、札幌市はどのように向き合いながら町づくりを進めていかれるのか、札幌市長としてのビジョンを語っていただきます。

この番組は以下の各社のご提供で放送しています。


※ 撮影協力:北海道空港株式会社

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